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アレ?英語でバリウムって・・・👀?

検査前に飲む白い液体・・・

以下、イラストは いらすとや様✨

コレ自体の名前は、
balium でOKです。

たまに元素記号って英語ではなく
ラテン語のこともあるようですが、
バリウムは英語ですね。

ただ、いくつか注意して
いただきたいことがあるのです。


今日お伝えしたいのは、

単語がわかって
正しく発音したからといって
伝わるとは限らないかも!?

・・・という話です。




1)バリウムというモノの名前の発音

私には『ベリアム』みたいに聞こえます。

日本語・カタカナのイメージで
『バリウム』と言っても通じない可能性は、
あるかもしれません。

このオンライン辞書の中で
音声が聞けますので、お試しください。

あと、日本語でバリウムと言うときには
『リ』から後ろの3文字分が強くなりますが、
英語で言うときには最初の『』を強く発音し
リアム』するとよいと思われます。

イメージ図・・・伝われーーー!!!

う~ん、『(ァ)リアム』って書いた方が、
再現性が上がるかなぁ・・・

でもですね。

私たち日本人が
「明日バリウムなんだよな~」
と言うときって、
自分がバリウムというモノになってしまう
ということでは、もちろん無い訳で。

ひょっとして、検索で
このページを見つけた方が知りたいのって・・・


2)バリウム『検査』のことですか?


だとしたら、
『検査』を表す言葉を足す必要があります。

balium swallow
balium swallow test
balium exam
balium examination
            ・・・etc・・・

※swallow 飲み込むこと。
 発音は『スウェアロォ』みたいな感じ。
※test テスト、検査、実験。
 発音は『テェストゥ』に近いかな?
※exam試験、検査。口語で、examinationの短縮形。
 発音は『イグザァアムッ』
※examination 意味は同上。
 発音は『イグザミネイショオンヌッ』

または、バリウムという単語が全く入らないで、

gastrointestinal series

※gastrointestinal 胃腸部の
 発音は『ガァストゥロゥインテスティナウ』
 むむむ・・・以下の音声を参考にー!

※series ひと続き、一連の流れ
 発音は『スィリィイズ』って感じかな。
 絶食して、発泡剤飲んで、バリウム飲んで、
 レントゲン撮って、下剤飲んで・・・一連!

この、gastrointestinal series(胃腸X線検査)
略して『GIS』と呼ばれることが多いとも・・・

でもですね・・・さらになんですけどね・・・?


3)そのバリウム検査を受ける方って…


日本で生まれ育った方でしょうか?

そもそも、バリウム検査が何なのか
知らないかもしれませんね?

国によって、医療の常識は
随分違うらしいですもんね・・・

だとしたら、
『バリウム』や『バリウム検査』が
英語で何というかを知っているだけでは、
説明が出来ない可能性があることを
心に留めておいてください。

言葉がわからないのはもちろん問題ですが、
日本人の多くが当たり前だと
思っていることを知らない状態で
バリウム検査をするのは、
双方とても大変だと思うんです。

英語を使うことだけに拘らず、
絵やジェスチャーや出川(サン)イングリッシュ、
スマホでネット翻訳、何人かがかりで等々、
検査をしなくてはいけなくなった方を
少しでも安心させてあげていただけたら・・・

患者側(そしてその家族)になることもある
私からのお願いです。


4)この記事を書いたキッカケ


さて、このページを訪れてくださった方は、
きっと医療関係者なのではないでしょうか。

2022年の夏、バリウム検査を受けた日、
私は日記のような記事を書きました。

この記事、2021年の1月に始めた
私のnoteの中で、ダントツに
見ていただいているんです。

何故なんだろう?と思っていたら、
今年の夏、この記事をキッカケに
体験レッスンを受けてくださった方が
教えてくださいました。

現場で必要になってググったら、
最初の方に2年前の記事が出てきたとのこと。

でも、あの内容じゃあ、
現場で即使えないだろうな・・・と
罪悪感のようなモノを感じまして、
夏が終わる前に書き直して
2年前の記事の冒頭に貼ることにしました。

ひとつ、肩の荷?が降りました。


5)それぞれの業界・世界で使う英語


このページを訪れてくださった方は、
きっと医療関係者の方が多いと思います。
お疲れ様です。ありがとうございます。

忙しい皆さんに大変言いづらいのですが、
これを機会に時間やお金を使って
医療英語を少しだけでも勉強することも、
ぜひ検討してみていただきたいと思います。

例えば、
個人的にお話したことは無いのですが
noteを読ませていただいている方で
医療通訳士さんがいらっしゃって、
Kindleも出版されています。

ペラペラになる必要は、まったく無いのです。
流暢な英語が必要なときには
プロの通訳に任せることも検討してください。

「お互いを知らない度合いが高いときに
 どんな心構えで接すればよいのか?」


他言語・他文化・他分野を学ぶことが、
そんなことを考えてみるキッカケに
なればイイな~と思います。


・・・気づいたら、
いつもの倍、書いてしまいました。
長文駄文、お許しください。
お読みいただき、ありがとうございました。



キッシーのサービスで心ゆるまるご縁が拡がれば
とてもうれしゅうございます~ヾ(*´∀`*)ノ


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