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1/22メモ日記_アートの脳

「この子つれて帰ります。」
夕方、家でぼーと映画を見ていたら、兄嫁から狐みたいな顔したチワワの写真と共に上記メッセージが送られてきた。

そろそろ本当にわんちゃん連れて帰りそうな雰囲気だなぁと思っていたけど、「ちょっと買い物に行ってくる」と出て行って数時間後に家族が増えることになるとは。かわいいあんどうれしみMAX。

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午前中はリビングのソファでごろごろ。「最近何の本読んでるの?」と兄に聞いたら、茂木先生の「前頭葉を活性化させる本」と。前頭葉を活性化させると経営者脳が育つんだって、思考力とか判断力とか。前頭葉を活性化するには、腸内環境を整えて栄養を吸収しやすくするといいらしい。発酵食品がよいとのこと。あと、運動もいいみたい。

脳の話から前頭葉ってどこやねんと検索してみる。
調べてみると、実は前頭葉の右側前半部あたりは何の機能を担っているのか明らかになってないんだって。「右側なんかの機能はやってんだろうね。なんの機能やってんねん」と、笑えた。

そこからサヴァン症候群とアートの話になった。義姉は「看護はアートなのよ。」と言っていた。身体を知り、つきつめていく。繊毛細胞がなぜ子宮へと精子をおくるのか最近になって明らかになったの、と言っていた。

以前、脳科学者の中野信子先生が言っていた話を思い出して、みんなに話した。
・脳内で美を認知する領域と、倫理的な正しさを判断する領域はほとんど一緒。アートは自分たちの認知を美しい方へ、正しい方へと持っていく仕組みになる可能性がある→美しいと感じることは意識の枠を超えるきっかけになる
・この領域は磨かれることもあれば、曇ってしまうこともある。稀に鏡を持たずに生まれる人もいる→利他の心がわからずに殺人などの罪を犯している人のうちかなりの割合で当てはまる

→※この話はこの時にしなかったが、後で記事を読み返して面白かったのでメモ
・「世界との境界線は皮膚である」という感覚を担うのが脳の方向定位連合野という部分
・磁気刺激を与え機能を落とすと瞑想時の状態に近づく=自分と世界との境界線がない。宇宙の一部と感じる状態。
・境界線をつくることによって、有限の時間を効率よく生きるために最適化。寿命がのび情報技術の発達により遠隔でもの人間関係が途切れなくなった=裏切りは不利になり、利他と利己が一致する

アートをつくる・見るという行為は、利他の心を育むことと同じなんだね、面白いねと言い合った。

ふむふむと腑に落ちるけど、結局アートてよくわからないな、どんどんわからなくなるなと言って終わった。正しくは定義できない、かな。

                            終わり

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