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【人生後半戦どう生きる？】40代からのセカンドキャリアを考える上で大切なこと5つ

岩田 芳枝@長期ビジョンを大切にするキャリアコーチ

アラフォー世代のみなさん、

「40代からのキャリアどうしよう？」と悩んでいませんか？

キャリアも人生経験も積んできた40代。人生後半戦になり、否が応でも「セカンドキャリア」を意識すると思います。

「セカンドキャリア」と聞くと、転職、起業などをイメージするかと思いますが、何をセカンドキャリアにするかはあなた次第です。

ゼロから何かを創造して価値提供したいから、思い切って起業します！もあり。

ずっと仕事中心に生きてきたから、いったん休憩して家族との時間を優先するという選択肢もありです。

同時に、人生100年時代、70代まで働くことを意識し長期視点で計画することも大切です。

今回はそんな40代のセカンドキャリアを考える上で大切なこと5つについてお話しします！

① 自分の強みを理解する

まずは１つ目の大切なポイントは「自分の強みを理解する」です。30代後半以降であれば、今までの人生、仕事の経験を通して自分の強みを知っている人が多いのではと思います。

一方でなんとなく「知っている」だけでは、40代のセカンドキャリア選びの際には失敗の原因になる可能性があります。

20代、30代前半であれば失敗してもやり直す時間がたくさんありますが、40代以降になるとそうはいきません。

自分はどんな時にどんな強みを使ってどういう風に成果を出してきたか。またどういう状況であれば、モチベーションを維持して良い成果を出すことができるのか。それらを詳細に分析し理解する必要があります。

なんとなく自分の強みは分かっている気がするけど、言語化や理解まではできていないという方は、セカンドキャリアを考える前にまずは、「強みの理解」をすることをお勧めします。

下記は私が世界で最も有名な才能診断ツール「ストレングスファインダー」についてまとめた記事です↓

② 自分の好きなことを理解する

2つ目の重要なポイントは「自分の好きなことを理解する」です。こちらも知るではなく理解というワードを使いました。

30代までは、何となく世の中や会社に決められたことを言われた通りにやってきたという感覚の方が多いのでは。

一方で、40代以降の残りの人生は「好きなこと」をやって生きるという方向にシフトしていくことがより自然かと思います（もちろん若い時かそれができていれば最高ですが）。

その為には「わたしは何が好きなのか？何をやっている時が楽しいのか？」を自分に問う作業が必要です。時間をかけてじっくり洗い出す作業をお勧めします。

③ 人生の価値観を理解する

３つ目のポイントは「人生の価値観を理解する」です。

セカンドキャリアを選ぶ際に、自分の強みや好きなことだけではなく、自分の価値観も見ていくことが重要です。

価値観は人それぞれです。挑戦に価値を置いている人もいれば、安定に価値を置いている人もいます。自分はどんな価値観を持っているのか、つまり「どう生きたいか？」を自分自身に問う必要があるのです。

人生後半は、あなたが「どう生きたいか？」に素直になってキャリアを選ぶことで、より人生の幸福度が上がると思います。

④ 20年後どこを目指したいのかクリアにする

60代以降の自分のなりたい姿って具体的にイメージできていますか？

アラフォー世代の20年後と言えば60歳前後です。私自身もなのですが、今まだ40前後だと、60歳って結構先の様な気がしちゃいます。しかし、人生のゴールに向けて最終準備をしていくには、20年は長すぎない期間でもあるんですよね。

何かを極めるには10年くらいかかりますし、定年後独立して働こうと思ったら、副業から始めて軌道に乗せるには最低数年はかかります。それらの作業を仕事をしながらやっていたら、20年ってそんなに長くないです。

20年後自分がどうなっていたいのかをクリアにし、そこを目指して次のステップを決めることが、40代のセカンドキャリアでは非常に大切だと思います。

⑤ サードキャリアを意識して計画実行する

最後の5つ目のポイントは④に付随するのですが、「サードキャリアを意識する」ことです。

これ実はすごーく重要だと思っています。セカンドキャリアは40-60歳の前半と60-80歳までの後半に分けられます。

つまりは、サードキャリアまであるということです。

私の祖父母の時代までは、60歳でリタイアして残りは老後というのが一般的でしたが、今は60歳からのキャリアがまた別のフェーズであります。60歳～80歳位までが「サードキャリア」として新しく加わった感じですね。

こう見ると、生涯現役前提でキャリアを考えた方が良いですし、サードキャリアで何をやりたいかをもとに、セカンドキャリアも選んでいくということが大切になると思います。

ちなみに私は、セカンドキャリア、サードキャリアと一貫して、「個として働く」ことを実現したく活動中です。セカンドキャリアでどれだけ経験と実績を積めるかで、サードキャリアの充実度が変わってくるだろうなぁと思います。

まとめ

今回は40代からのセカンドキャリアを考える上で大切なこと5つについてお話をしました。

① 自分の強みを理解する
② 自分の好きなことを理解する
③ 人生の価値観を理解する
④ 20年後どこを目指したいのかクリアにする
⑤ サードキャリアを意識して計画実行する

これらのポイントはキャリアを選ぶ上で、どの年代の人にも重要なことではあります。ただ、若い時の様にトライ＆エラーに時間をかけられないのが40代。

これらのポイントをしっかり押さえてセカンドキャリアを選ぶことで、50代、60代とスムーズにキャリアの移行ができる可能性が上がると思います。

また、不確定要素が多い世の中、20年以上先のことまで考えない方がよいという考えもあります。
私もすべてが計画通りなるなんて思っていません。ただ「自分がどうなりたいのか」の方向性を明確にすることで、道を完全に見失う可能性が減ると思っています。

人生のコンパスのようなものを持つことで、VUCAの時代に変化を受け入れながらも、自分の生きたい道を進んでいきましょう！

それではまた次回♡

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