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誰も教えてくれない部下の生産性のあげ方|曖昧な指示が部下の貴重な時間を奪う

~ 曖昧な指示が部下の貴重な時間を奪う ~

以前、ある現場の部下から建物の外壁の打ち放しを補修する業者を探してくれないかと電話がありました。
(打ち放し補修とは、コンクリートの表面を見栄えよくすることです)

私は、状況を確認したいので「じゃ、写真を撮って送ってくれる!」と返事をしました。

私は、2・3枚の外壁写真を撮って送ってもらえば良いと思っていました。
だから、1時間ぐらいで写真を送ってくれるだとうと考えていました。
ところが、2時間経っても、3時間経っても送って来ませんでした。

「あれ、どうしたんだろう?」と思い電話してみると。

部下は「今、全体の44か所を撮り終えました。
これから送ります!」と答えました。

私は、「2・3枚で良かったのに!」と喉まで出かかりながらも、
「すぐ送って」と言って電話を切りました。

送られてきたデーターは、
44枚の写真と補修箇所をマーキングした図面でした。
これでは、3時間以上も掛かる訳だと納得しました。

たぶん昔の私だったら
「2・3枚で良かったのに、なんでそんなにたくさんの写真を撮ったんだ!」
と電話で怒鳴っていただろうと思います。

でも、もしそれを言っていたら部下は落ち込んでしまうと思い直し
「外壁の状況が分かる写真を3枚送ってくれないか」と
具体的に指示できなかった私の曖昧さを悔やみました。

2時間以上の無駄な時間を部下から奪ってしまい大反省でした。

上司の指示の曖昧さは、部下の貴重な時間を奪ってしまうことがあります。
これでは、生産性があがるわけがありません。

例えば、部下はこんな風に悩んでしまいます。

・指示が明確でないために何をやったら良いのか分からない!
 もしくは、上司の意に反する仕事をしてします。
(5W1Hや数字で指示していない)

・どこまで(基準、レベル)やったら良いのか分からない!

部下が、上司のあなたがやって欲しい仕事ができるように
具体的な指示をしてあげましょう!

では、今回の質問です。

~部下の貴重な時間をどのぐらい奪ってしまっていますか?~

次回に続けます!

上司と部下が生き生きと活躍できる職場作りを目指しています。いただいたサポート費はさらなるクリエイティブな活動に使わせていただきます。