朝から晩までトラクターを走らせながら世界の歴史に思いを馳せる

今日は朝から一日トラクター。まだ何も植えられてない畑の上をぐるぐるぐるぐる走り回り畑の準備を進める。

この先しばらく天気が良く無さそうなこともあり、晴天に恵まれた今日の美幌町ではあちらこちらでトラクターが走り回る。

畑の上に隙間を残さないように、何度も折り返しながらトコトコ走るトラクター。空から見たら、いくつものルンバが走り回っているように見えるかもしれない。

そうだな、たしかにこの仕事はいずれルンバが取って代わってくれるかも。

「畑ぎわのロータリーもしっかりと」
「プラウで起こした段差も乗り越える」
「のり面を感知し、転落を自動回避」
「スマートスピーカーにも対応」

GPS操舵付きのトラクターがこんなに出回っているんだから、それもそんな遠い未来ではないかも。

とはいえ、ただただトラクターを運転している時間も、実は嫌いじゃない。1人でスキなだけPodcastを聞けるし、siriの自動読み上げを使えば読書だってできてしまう。

今日もまずはCOTEN RADIO。もう何度も聴いたエピソード。いつも集中して聴けているわけではないので、再生するごとに発見がある。

しばらくして、今度はkindleを立ち上げる。随分昔に一度読んだ「銃・病原菌・鉄」を立ち上げる。上から下に2本指でスワイプ。siriの声で読み上げてくれる。毎度毎度、「先住民」を「サキじゅうみん」と誤読するのがsiriにむしろ可愛げを感じる。

一日中、世界史の話に耳を傾けているうちに、今日の作業は終了。トラクターできれいに走った後の畑は整然としていてとても気持ちの良い。

明日も天気が良さそう。やっぱり一日中トラクターかな。