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大家さんに手伝ってもらって、無事にじゃがいもを植えました!

「畑もできたし、さぁ、じゃがいもを植えるか」
先輩農家さんの家にポテトプランターを借りに行く。そこで、衝撃的な事実が発覚。
「ところで、このプランター、作業機にふたり人が必要だぞぉ」

「え、そうなん・・・」

さいこうファームのメンバーはいまのところ、ぼくと幸枝さんのふたりだけ、ぼくがトラクターに乗ると、作業機は幸枝さんひとり。困った・・・。

プランターを家まで運び、幸枝さんに相談する。
「誰かいないかな・・・」
「土曜日だから、ママ友は難しいだろうなぁ。たっきーもダメみたいだし」
「大家さんはどうかな?」
「連絡してみようか」
「お願い」

幸枝さんが大家さんに電話する。しばらくして、
「来てくれるって!」
よかった。本当に、この家の大家さんが今の大家さんでよかった!

翌日、土曜日の午前。とりあえず幸枝さんとふたりで少しだけポテトプランターを動かしてみる。最初の数個はうまく覆土できていなかったが、それ以降は問題なさそう。どうやら、畝に対してできる限り真っ直ぐ進むことがポイントなようだ。

今回の種芋は、キタアカリが200キロ、キタカムイが200キロ、インカのめざめが80キロだ。いも切りをせずにここまで来てしまったが、よくよく眺めるとインカのめざめが少し大きめ。

「もったいないから、切ろうか!」
面倒くさがりのぼくとは異なり、しっかしている幸枝さん、畑でのいも切りを提案してくる。
「え、ここで?まぁ、やるか」
畑にミニコンを並べてふたりでザクザクいもを切っていく。これで倍とれるのであればやる価値はあるかもしれない。

まさか、畑でいも切りするとは思わなかった

午後、大家さんが合流。ついに本格的ないも植えだ。借りてきたプランターはかなり古いものだったけれど、大家さんは昔乗ったことがあるらしい。すごく頼りになる。

畝に入り、ゆっくりとトラクターをスタート。ぼくは前を見たり、タイヤ跡を見たりしながら、できる限りまっすぐ進むようにハンドルを小刻みに動かす。作業機のふたりは、手を動かしながらも、あれこれお話しているようだ。幸枝さんのお話好きで明るい性格もこういうときとても頼りになる。

幸枝さんと大家さん、ふたりは仲良しなのです

作業機をキコキコ鳴らしながら、ゆっくり種芋を植えていき3時間。24a(アール)のじゃがいも畑が完成。改めて眺めてみると、初めてにしてはうまくいっている気がする。

まっすぐに続くじゃがいもの畝。表面が均されているところの下に種芋が埋まっています

ということで、大家さんの助けもあって、さいこうファームは無事にじゃがいもを植えることができました。秋にちゃんと収穫できるといいなぁ。

大家さんいつもありがとうございます!

もはや、さいこうファームのメンバーとして勝手に登録しておこう、と思うのでした。

きれいな青空の下の作業でした

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