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そして、不屈のアスパラガス初出荷

すべてのセットが完了し、本日ついに始めてのハウスアスパラ収穫。
今回はJAびほろへの出荷を目指す。

昨日買った野菜用はさみ、幸枝さんが作った24cmの目印が入った棒(アスパラの出荷は24cmに切りそろえて行う)、ブロッコリー収穫でも使っている買い物かごを携えいざ出陣!

ハウスの中に入ると、アスパラがニョキニョキ。
去年までのぼくらには想像さえできなかったほどのアスパラハウスぶり。

しゃがみ込み、棒をあてがい25〜26cm以上に伸びたアスパラをチョキチョキ。

チョキチョキ、チョキチョキ。
チョキチョキ。

少しずつ、買い物かごに溜まっていくアスパラ。
ハウス準備のために上から土をかけてしまったり、ハウスの開け閉めがうまくいかず温度管理ができていなかったり、準備が整わず収穫適期を逃しぴよーんと伸びてしまったり、初回のアスパラの品質はあまり揃っていない。
でも、そんなことを飲み込んだうえでも歓喜の初アスパラ収穫!

2棟のハウスを回り、買い物かごいっぱいになったアスパラを携えたぼくと幸枝さん。
今度は農協の倉庫にひとっ飛び。

以前、アスパラ選別機を訓子府の農家さんに頂いたがそちらの整備がまだできていないので、今回は農協の選別機をお借りすることに。
説明を聞いて、選別開始。

機械でサイズを切りそろえつつ、サイズを振り分け。
今日はLサイズとMサイズが多かったようだ。
迫力のある2Lサイズや3L サイズもそのうち収穫できるようになりたいなぁ。

機械選別が終わったら、目視で外品、成品の選別。
今回のアスパラの頭が開いてしまっているものが多い。
これは、きっと温度管理をしていけば減っていくはず。

そして、アスパラを規定の束にして……。
出荷!!

ついに幾多の苦難を乗り越えた不屈のアスパラガスの生産が始まりました。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:1歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。


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