見出し画像

就農予定地に初めてマルチ!

我が家の露地畑にも緑のライン。ついに露地栽培レタス定植の準備ができた!

今年に入って少しずつ準備を進めていた就農予定地の畑。レタス栽培に向けた準備の最終段階、マルチ張りが完了した。

作ったマルチの畝は100メートルが4本。人力でつくるには、何時間もかけて最高の装備を整えたトルネコがダンジョンの中で死んでしまった時くらい、心が折れる長さだ。

まだトラクターを持っていないぼくらは野菜販売グループ香土鮮緑の先輩農家さんからマルチャー付きのトラクターをお借りする。

農家さんの家から我が家まで5キロ。30分かけてトラクターでトコトコ。23馬力の小さなトラクターなので全速力でこのスピードだ。

自宅について、肥料やマルチを車に積んで。幸枝さんは車、僕はトラクターで畑へ向かう。畑へは3キロ弱の道のり。これまたゆっくりトコトコトコ。

いつも車で走っている道でも、トラクターでゆっくり走ると違って見えてくる。「あ、あそこに見慣れない植物がはえているな」「あの茂みに落ちてるあの作業器まだ使えるんじゃない?」ちょっと新鮮だ。

しばらくして畑に到着。いよいよマルチ敷きに入る。トラクターには、前方に肥料を落とすためのグリーンソワー、後方にロータリー、そして更にその後ろにマルチャーが付いている。

グリーンソワーに肥料を満載、シャッターのストッパーを2.5メモリにセット、慎重に畝に入る。幸枝さんがマルチャーからマルチを引っ張り出し、その上にゆっくりと作業機を下ろす。準備万端。

PTOギアを1に、副変速ギアは中、変速ギアを12に入れ、グリーンソワーのスイッチをオン。アクセルを踏み込み一気に進む。目標に向かってまっすぐ進む。まっすぐ進んでいるつもりなのに、曲がりくねってしまっているのは僕の人生と全く一緒だ。それでも走った後には着実にマルチが敷かれ、積み重ねた結果、なんとか目的地には着くのだ。

100メートルのマルチを3本敷いた後、幸枝さんに交代。使い方を教え、少し試しに走ってみた後、すぐ本番。なんだか僕よりまっすぐ走れている感じ。力が必要ないトラクター仕事こそ女性がやるべきなのかもしれない。

ということで、露地レタス栽培に向けた我が家の畑の準備がついに完了。来週の前半にいよいよレタスの苗を植える予定だ。

そうそう、マルチを敷き終えた後、グリーンソワーには肥料がほぼなくなっていたので5aに55キロくらい肥料を撒けたみたいだ。100kg/10aで予定していたからまあまあ狙い通り。100kg/10aの時は2.5より気持ち少ないメモリが良いのかな。

サポートとは「投げ銭」の意味です。 サポートにて100円でも200円でも頂けるとやる気に繋がります!皆様のサポートありがとうございます!!