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おすすめのじゃがいも「きたかむい」の美味しい食べ方はこれだった!

さいこうファームでつくっているじゃがいも「きたかむい」。男爵芋の後継品種としても期待され、道南を中心に広がっている。2007年に育成導入品種として登録されたまだ比較的新しい品種だ。生食用のじゃがいも品種の作付面積としては第6位(令和元年調べ)、「これから来るかもしれないじゃがいもランキング」があれば確実に上位、だと思う。

そんな「きたかむい」をさいこうファームでもつくっている。収穫してからいろんな食べ方を試してきた。フライドポテトにすると外がカリッと仕上がっていても中はホクホクとしていて美味しいなぁ、とか、カレーにしてしまうとどれもこれもそんなに差がないなぁ、とかいろいろなことが分かってきた。

そして、今日。農学博士新規就農者的、最高に美味しい「きたかむい」の食べ方にたどり着いた。

その食べ方とは、「煮っころがし」!

夕方、今日は何つくるかなぁ、肉じゃがにしようかなぁ、でもキャベツもあるから回鍋肉に肉を使うかぁ、そしたらじゃがいもは、うーん、他にも何もいらない「煮っころがし」でもつくってみるか。ということで、デリッシュキッチンを検索。

見つけたレシピがこれ、「しっとりおいしい!新じゃがいもの煮っころがし」

材料も揃っているし簡単そう。

レシピにはなかったけれどつい最近学んだレンチンでの下ごしらえをしてから料理を始める。と言っても、じゃがいもを入れて、調味料を入れて煮込むだけ。めっちゃ簡単。

いい感じに味が染みてそう

そして、完成。食べ比べするために「インカのめざめ」と「キタアカリ」も一緒に使ってみた。

ご飯をよそって、回鍋肉を盛り付けて、最後にじゃがいも3種の煮っころがし。

できました!
煮っころがしならかなり小さい芋のほうが良い、ということも発見

そして実食。

まずは「キタアカリ」の煮っころがし。うんうん、じゃがいもってこういう感じだよね、という期待通りの味と食感。

次は「インカのめざめ」。こっちは火がしっかり通っていても、少し硬め。かじってみると少しもっちりとしている。果肉の黄色が強いのもあって、なんだかさつまいもを食べてるみたいだ。よくナッツに似た風味と言われるけれど、それもなんとなく分かる。

最後に「きたかむい」に箸をつける。外側が柔らかくなって少し崩れている。見るからに味が染みてそう。箸で持ってみると、中の部分は意外としっかりとしている。パクリ。
「おぉ、味がめちゃめちゃ染みてる!」
同じ時間で調理したとは思えないくらいの味の入り方。かといってグズグズに崩れているわけでもない。美味しい。

どれもがそれぞれの特徴が出ていてよかったが、ぼくの中では「きたかむい」がNO1。これまでじゃがいもの食べ比べには「フライドポテト」が良いと言ってきたけれど、「煮っころがし」もすごくわかりやすくておすすめだ。

「きたかむい」の煮っころがし、ぜひ一度食べてみてください!!

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