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つむぎと一緒にでっかぁいすべり台

「だでぃと、でっかいすべりだい、いこーかい?」

朝からつむぎと一緒に、大きなすべり台がある公園に。幸枝さんは、こども園の役員会だ。

美幌町の西側の山沿いに美幌みどりの村森林公園キャンプ場がある。そこには、「でっかぁいすべりだい」があるのだ。

どのくらい「でっかぁい」かと言うと、すべり台の入り口から、出口が全く見えないくらいの大きさだ。滑っている時間もかなり長い。

公園について、すべり台の入口付近にある駐車場に車を停める。つむぎと一緒に「でっかぁいすべりだい」へ。

すべり台に登って、「いざ出発」。

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すべり口に座って準備するつむぎ。
座ったまま躊躇するつむぎ。
どうやらちょっと怖くなってしまった様子。

「だでぃ、いっしょ」

つむぎをぼくのひざの上に乗せて、改めてスタンバイ。
さぁ、出発。

つむぎと一緒にすべり降りる。

カラカラカラカラ

このすべり台は座面にくるくる回るパイプが連なっているタイプだ。このタイプのすべり台はとても楽しい一方で大きな問題点があることを指摘したい。お尻が猛烈に熱く、かゆくなるのだ。子供の頃はそんなことなかったような気がするけどなぁ。

カラカラカラカラ

ひざの上に乗っているつむぎの表情を見ることは出来ない。それでも、うしろ姿から楽しんでいることを感じられる。そして、ぼくのお尻は着実に熱せられていく。

カラカラカラカラ

長い長いすべり台。角度が調節されているのか、スピードが出過ぎることはなく、余裕を持って楽しめる。お尻のかゆみもしっかり感じ取れるスピードだ。

カラカラカラカラ

ゆっくりと、ゴールへ向かう。「オシリもってくれよ、3倍界王拳だっ!!!」ベジータに挑む悟空の気持ちになりつつラストスパート。

到着。

「たのしかったねぇ」

よかった、つむぎは十分楽しめたようだ。

「はぁー、お尻かゆい」
思わず、つぶやく僕。
「ぼくも、おしりかゆい!」
なぜかつむぎもお尻がかゆかったようだ。お尻をふれてない子どもまでかゆくさせるとは、でっかぁいすべり台、恐るべし。

すべり台の後は、停めてある車を目指して公園内をウロウロ。砂利の坂道に座り込んで、「すべりだい」と言ってズリズリすべるつむぎ、アリを捕まえようとするつむぎ、バンガローに興味津々のつむぎと一緒にのんびりと車に向かう。すべり台が長い分、もとの場所に戻るだけでも大冒険だ。

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ようやく車に戻る。

「たのしかったねぇ、べつのこうえんいこーかい?」

ということで、駅舎にある「きてらす」にはしごするのだった。

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ちなみに、みどりの村のすべり台、ぼくらは使いませんでしたが、専用のマットも設置されてます。設置されてる場所が少し離れてて、つむぎをつれて取りに行くのがちょっとおっくうで。でも、それを使えばお尻を護りながら楽しめるはずです!
また、この時期はキャンプ場としても人気みたい。けっこうな数のテントが立ち並んでましたよ!


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