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息子は立派な鉄オタに成長中

 勤労感謝の日、日々こども園で頑張ってお仕事してくれているつむぎをねぎらう意味も込め、北見に遊びに行く。今日の目的地は、オホーツク木のプラザ。美幌で言うところの「きてらす」のような木育施設だ。この地域は林業が盛んなこともあり、各町に木育施設がある。

 木のプラザについて、車を降りる。つむぎは嬉しそうに走り出していく。向かう先は、木のプラザとは反対方向、北見駅だ。そこには、大量のコンテナを運ぶ貨物列車のレッドベアがよく見える。

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「おぉ、ながいねぇ。かもつれっしゃぁ」

 木育施設で遊ぶのより列車を見ているのが良いらしい。この日の北見の気温は最高6℃。風が吹いている事もあって、めちゃくちゃ寒い。つむぎのように列車に情熱を燃やしていない僕は、あまりの寒さに、なんとか離脱を試みる。

「よし、そろそろ木のプラザ行こうか?」
「いかない、でんしゃぁー」

 しばらく離れそうにない。興奮するつむぎとは反対に、つゆが少なめのおでんの様にどんどん冷えていく僕。なんとか暖かいところに移動したい、温め直したいとあたりを見回すと、北見駅の上を通る渡り廊下を見つける。これだ。

「つむ、あそこの高いところからなら、列車見やすいんじゃない?」
「いく!」

 風の中、急いで移動し、渡り廊下に到着。始めてきたけど、ここからは列車が見やすい上に、風が吹かない。「うん、今度からはここだな」そう思いながら、身を乗り出して列車に見入る息子の姿を見守るのでした。

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