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新米ダディの子育て日記

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つむぎ(長男)と櫂(次男)の日々の成長と新米ダディによる子育て日記
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#農業

子どもたちとドルチェドリーム定植

朝6時、小雨降る中、ハウス脇の土地にロータリーをかける。 今日は子どもたちと一緒にトウモロコシを定植する予定だ。 定植するのは以前に、つむぎとかい、そしてつむぎのお友達とそのお姉ちゃんで種まきした「ドルチェドリーム」だ。 とにかく甘い品種らしい。 畑は湿っていたけれど、なんとか畑のロータリーがけは終わった。 そして、午後2時過ぎ。 晴れ間が見え、風も強かったことで畑はいい具合に乾いた。 畑にマルチを敷いて、準備万端。 つむぎのお友達家族も来てくれたので定植開始。 幸

GW、家族は消防フェア&遊園地へ、ぼくは畑へ

GWが始まった。 会社員時代は、待ち遠しかった長期休暇。 「ようやく休める!どこに遊びに行こうかなぁ!」 そんなワクワクのGWだったが、オホーツクで農業を始めた今、「どう乗り切るか?」を考えるGWだ。 GWのこの時期、オホーツクではようやく温かさも安定してくる。 桜が先、芝桜もちらほら。 花が美しく、気候もいい。 冬が終わり過ごしやすくなってきた時期だ。 そうなると、途端に農業がやれることが多くなり、夏に向けてあれもこれもと忙しくなるのだ。 しかし、子どもの幼稚園、

今年のさいこうファームは一味違う!かもしれない

1年目、2年目の農業は、どちらも思う通りにはいかなかった。中にはうまくつくることができた品目もあったが、主力と考えているブロッコリーが安定して収穫できていない。 「厳しい天候だったよね」と声をかけてもらうことも多いけれど、どんな天候であってもある程度作れるようにならないと。そのためには、今のままではよくないのかもしれない……。 そんな中、朗報が! 役場から届いた、櫂の入園通知。 良かったぁ。これで4月から櫂もつむぎと同じ子ども園に入れることが決定。 つまり、幸枝さん

朝はチョコレートポップコーンつくり

ポップコーンが見事に弾けることが分かって以来、ぼくとつむぎの間でポップコーンブームが到来。 最初数回はシンプルに塩で楽しんでいたけれど、次第にあらたなフレーバーを試してみたくなってくる。今後の商品開発のためにも必要な工程だ。うんうん。半分くらいはそういう気持ちもある。 「だでぃ、チョコかけてみたらどうなるかな?」 「いいね、チョコ、おいしそう」 スーパーで買ってきた板チョコをレンジで溶かして、ポップコーンの実をほぐして、炒ること数分。 ポンポンポン!と弾けたポップコー

カムバック!

「おねえちゃんは家族だよ!」 つむぎがそう言って懐いていたかなでちゃんは、3週間近く我が家に滞在してくれた後、また北海道の旅に戻っていった。 「しばしのお別れだな、いい子が来てくれてよかった。また会える日が来るといいな」そう思っていた。 が、かなでちゃん、カムバック! 再開の日は思っていたより早く来てくれた。 北海道旅行を終えて地元に帰る前にもう一度立ち寄ってくれたのだ。数日ぶりの家族5人と1匹体制。幸枝さん、つむぎも、櫂も、スピカも嬉しそう。もちろんぼくも嬉しい。

つむぎのサッカー教室は親にとっても楽しい時間

15時からつむぎのサッカー教室。もうすぐ雨が降る予報。やっておきたい農作業は天高く積み上がっている。 まずなんとかしたいのがとうもろこしの定植だ。最後のステージは種をまきにまいて128穴セルトレーで52枚。すでに大きくなってきているので、もし本当にこれからしばらく雨が続くのであれば、その前になんとか終わらせておきたい。 午前中バイトの方にも手伝ってもらって、とうもろこしを植えて植えて植えまくろう。と思っていたのだが、どうにもこうにも定植がうまく行かない。機械が調子悪いのか

キャベツ植えました〜ナウエルナナも櫂もありがとう

美幌町でお世話になっている農家さんからいただいたキャベツ苗、約4000株。相棒のナウエルナナに乗って、チャッカ、チャッカと植えまくる。 昨年1年間、少しずつ調整してきたおかげもあって、すごく順調。ロータリーマルチャーを使った畝立ても就農したての頃よりいい感じになっていることもあるのかもしれない。 700m分の定植をノンストップで植え終えた。定植深さだけは相変わらず安定しないことも多いけど、十分及第点。 「いい子、いい子、ナウエルナナ」 深さについては畑に横の傾斜がある

農家になって作ったじゃがいもは生後半年の息子が6番目に食べたものになりました

「今日の離乳食はきたかむいのマッシュポテトだよー」 やわらかくしたマッシュポテトをひとすくい、櫂の口元に運ぶ幸枝さん。 パクッ。 いつも食べているお粥と違うじゃがいもの味に怪訝な表情を浮かべる櫂。ぼくたちが畑で作ったじゃがいもを食べる櫂を、ぼくはじっと見つめる。「気に入ってくれるだろうか?」 怪訝な表情が終わる。 「もう一口よこせー」という感じで腕をパタパタする櫂。気に入ってくれたみたいだ。 口からすこしマッシュポテトを垂らしながら横で見ているぼくの方にドヤ顔を向ける

ブロッコリー、畑へ。つむぎ、消防フェアへ。

ゴールデンウィーク初日。ぼくは畑へ、つむぎ、幸枝さん、櫂は消防フェアへ向かう。 ぼくサイドは、まずは畑の畝立て。今シーズン最初の畝立てだ、ぼんやりとした記憶と、昨シーズンのメモを頼りにトラクターを走らせる。少し緊張するが、昨年本当に初めてやったときとは比べ物にならないほど落ち着いている。 トラクターのPTOを回して、施肥機のスイッチを入れ、スタート。 トラクターが走ったあとにはなかなかいい感じの畝ができ上がっていく。「うん、悪くない」 100m走って、トラクターを止め

とうもろこし祭り第三弾 ぼくらのロゴ入りグッズが誰かの手に渡るということ

今日も、美富ベーカリーさんへとうもろこしを出荷。開店1時間前、そろそろ行こうかなと準備を始める。 「ぼくも行く!」 今日は、ちびっこ助っ人も参戦するらしい。 冷蔵コンテナで予冷してあったとうもろこしを2ケース運び出し、車に積み、パン屋さんへ出発。とうもろこしが満載されたコンテナを運ぶぼくの前を歩くつむぎ、入り口のドアを開けてぼくをエスコートしてくれる。 「はいどうぞ!」 とうもろこしを一緒に並べ、準備完了。 先週だけでかなりの人に買ってもらっているから、今週はどうなるか

STVラジオ「和久井薫の元気!発見」のぼくらの出演回がPodcastで聴けるようになりました!

ぼくらをインタビューしてもらった「和久井薫の元気!発見」がPodcastで聴けるようになりました!8月8日から5日間に渡って放送されたものをまとめて聴くことができます。 いつもどおり、喋りすぎてしまうぼく。録音中に外出から帰ってきて、可愛く登場するつむぎ。さらに、幸枝さんが語る、B面からの美幌移住(こっちがA面かな?)。そして、ほんのり存在感を発揮する猫のスピカ。 盛りだくさんになってしまった内容を、和久井さんが素敵にまとめ導き、山口さんがスッキリと編集してくださったおか

つむぎとお散歩からのじゃがいも培土

「じゃぁ、いく!」 「え、どこいくの?」 「おさんぽ」 早めの朝食後、登園まではまだ時間がある。つむぎ、ひさしぶりにこども園前のおさんぽを要求。 「うーん、どこいくの?」 「おとなり!」 「そうかぁ、いくかぁ」 どどどどっと裏玄関に走っていくつむぎ。あとをついていくぼく。玄関を出て、いつもどおりアンパンマンの三輪車にまたがるつむぎ、後ろを押すぼく。 「朝のパトロールだね」 「うん、パトロール」 家の敷地を出て左に曲がり少し坂を登る。すぐに目的地のお隣の農家さんのお家

農家の息子のささやかな贅沢

「つむ、そろそろ赤くなってきたから、いいもの採りにいこうか?」 「いいもの?いく!」 お気に入りの黄色い長靴を履き、裏玄関から出る。ぼくと手をつなぎ、とことことビニールハウスへ。ブロッコリーやさつまいもの育苗をしているビニールハウス、その奥にいいものが育ってきている。 「ほら、見て、いちごだよ」 「わぁ、いちご!」 昨年、適当に植えたいちごはひと冬越えて、少しだけ生息圏を広げ元気に育っていた。いちごはけっこう強い植物なのだ。 茂みの前に座り込むつむぎ、草の根元を覗き込

トラクターは畑で小屋だって引っ張れる

 天気が良いので、こども園に行く前の朝のお散歩。つむぎと一緒に、津別の方に歩いていく。家を出て津別側に進むと、そこはすぐに大畑地帯。青い空に、茶色い土。気持ちが良い風景だ。  ふと畑に目をやるとそこには畑を走る小屋。トラクターに引っ張られて畑の中をゆっくりと走り回っている。 「つむ!トラクターが小屋を引っ張ってるよ!すごいねぇ」 「おぉ、すごいねぇ。みにいくぅ」  のんびりと走るトラクターをゆっくりと追いかける僕とつむぎ。横まで来てみてみると、キャタピラー型のトラクター