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新米ダディの子育て日記

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つむぎ(長男)と櫂(次男)の日々の成長と新米ダディによる子育て日記
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#移住

北海道に移住&新規就農して5年経って気付いた、地域選びのポイント

ぼくらは移住して今年で5年目、新規就農して2年が経った。 就農して2年間の農業は、正直思い通りにはいっていない。 でも、本当に地域の人々には暖かく迎えてもらえていて、とにかく人に恵まれ、楽しく暮らしている。 なので移住してよかったなと日々感じている。 もちろん農業は、そろそろうまくいくように頑張らないとと思っている。 でも、もし万が一、農業がうまくいかなくても、ライターの仕事を頑張ってここで暮らしていきたいなとまで感じているのだ。 地域の方々が素敵な人ばかりだというの

美幌ふるさと祭りは、やっぱりなんか良い

9月4、5、6日は4年ぶりの開催となる美幌ふるさと祭りだ。 新型コロナウイルス感染症の影響でずっと開催されていなかった美幌ふるさと祭り。子どもたちと幸枝さんはまだ参加したことがない。 移住1年目だった4年前、まだ幸枝さんとつむぎは青森にいて、櫂は生まれていなかった。ぼくは1人でお祭りに参加し、「あぁ、なんかいいなぁ」と思った記憶がある。 そして、今年初めて家族全員でお祭りに参加できる。それにかなでちゃんもいる。 いつもより少し早めにつむぎをお迎えに行き、そのままお祭り

美幌とTRIPLANEを好きになる、夏祭り

家族で美幌北中学校に向かう、美幌の夏祭りだ。 午前中から開催される夏祭りは、子ども縁日から始まり、TRIPLANEのライブ、盆踊り、花火大会と夜まで続く。 TRIPLANEのライブがあるなんて、もしかしたら駐車場に車を停められないかもしれない。ぼくらはライブが始まる少し前に行くことにした。 会場から少し離れた駐車場に到着、混んではいたものの停められないというほどでもなかった。駐車場で、たまたまお隣さんと出会う。つむぎと仲良しの女の子もいるからぼくらもつむぎもラッキーだっ

つむぎ発熱

お昼休憩。こども園からの電話。 「つむぎくんなんですけど、熱がありまして。お迎えに来てもらってもいいですか?」 「あ、そうですか。分かりました。行きますね」 急いで昼ごはんを食べ、幼稚園に。 「吉田紡のお迎えに来ました」 職員室からニコニコして出てくるつむぎ。 「機嫌は良さそうなんですけど、あまり食欲がなかったみたいで。お熱測ったら発熱してたんですよね」 「そうなんですね。ありがとうございます」 足元には少し嬉しそうにしているつむぎ。 「つむ、体調はどう?お家に

気づくとすくすく大きくなっている

 幸枝さんがシノズキッチンに料理を習いに行くので、僕とつむぎでお留守番。 「つむ、どこ行きたい?」 「うっでぃぱーくときてらす」  ということで、今日はいつもの網走コースではなく、美幌町内コースに決まる。  ウッディパークにつくなり駆け出すつむぎ。軽快にすべり台に到着するも、朝露で湿っている事に気づき、少しがっかり。それでも気を取り直して公園内を、たったか、たったか、走り回る。結局、今日のウッディパークは遊具ではなく、走り回ることに重点がおかれていたようだ。  しばら

つむぎ、2歳にしてSKYLINEを運転する

小麦の収獲を終えたお隣さんの打ち上げBBQにお呼ばれ。 大好きなSちゃんと遊べてつむぎも嬉しそう。二人でキャーキャー言いながら広い敷地内を走り回っている。 なんだか、本当に仲良し。父が転勤族だった僕にはあまり経験が無いけど、幼馴染ってこう言うことなんだなぁと思う。このままずっとお隣同士で成長していったら二人はどうなっていくんだろう・・・。タッチみたいに二人の遊び部屋を作ったらいいかしら? そんな、勝手な妄想もはかどってしまう。 BBQのお肉にはそれほど興味を示さない子

うどんとフォークと作戦会議

机の上には、底の深いお皿にもられたうどん。つむぎの左手には子ども用フォークが握られている。 息を呑んで見つめる、ぼくと幸枝さん。 フォークがうどんにむけて突き出される。 すっと引き上げる。フォークに刺さった2本の麺。 どうなる?いけるのか? 緊張の瞬間。 「でーきーなーいー!!」 泣きながら怒り出すつむぎ、フォークをすごい勢いでうどんにぐさぐさ。 2本の麺しか取れなかったことが不本意だったらしい。あー、やっぱりだめかぁと苦笑いのぼくと幸枝さん。 「できない、

無尽蔵〜我が家の日常風景

無尽蔵。 地表の70%をおおう海の水のように無尽蔵。 空に燦然と輝く太陽のエネルギーのように無尽蔵。 どんな言葉にもすぐにととのう、ねづっちのなぞかけのように無尽蔵。 そして、我が家の2歳児、つむぎの体力のように無尽蔵・・・。 つむぎの朝は早い。 朝起きるとすぐに、エンジンを掛け始める。朝ごはん前には「おぉそぉとー」。 俺は、もう外にいけるくらい暖まっているぞとアピール。 仕方なく、抱っこで連れ出すぼく。抱っこにする理由は靴を履かせてしまうともはや帰ってこないからだ

プロフェッショナル 2歳児の遊戯

これまで、僕と幸枝さんによる最興遊び研究所は、つむぎを喜ばせる様々な遊びを開発してきた。 「おなかでてるよーごっこ」「they sayごっこ」「おぉさぁなぁいでぇーごっこ」「だでぃすべりだい」・・・。その功績は枚挙にいとまない。 そして、ついに、一つの到達点とも呼べるアトラクションが完成した。 トゥーン 「あの遊びは私が考案しました」 幸枝研究員は振り返る。 「発案の時点で、これは最興の遊びになるとわかっていました。ただ、私の体力ではその負担に耐えられるか・・・。

北海道の誕生日会はもちろんBBQ

つむぎ、2歳の誕生日まであとわずか。ということで、同じ6月生まれのお友達も呼んで誕生日会。誕生日会は、もちろんBBQ。 北海道の誕生日会は基本的にBBQである。 まあ、それは嘘なのだが、倉庫もだいぶ片付いたし、台も以前作ったし。 いつも仲良くしている二組の家族を呼んでBBQをやることになった。 実は、ぼくらが主催でBBQをやるのは始めて。台はあるけど自分で炭に火をつけたことは無い。とりあえず炭を適当に積み上げて着火剤を下に突っ込んで火をつけて。 しばし、放っておく。

「ドリルを買う人が欲しいのは『穴』である」を町の電気屋さんから学んだ話

日本列島の北のはて、にもかかわらずオホーツク地方は意外と暑い。ちょっと内陸に入った、北見、美幌、津別辺りはかなり暑い。ぼくらが住んでいる美幌はつい最近、その日の国内最高気温を叩き出したばかりだ。 まあ、気温の測定値が高かったとしても湿度は低めでカラッとしている。アスファルトの照り返しがあり、湿度も高い東京での暮らしに比べれば暑さはほとんど気にならない。オフィスから一歩外に出ると、「あれ?ここはサウナかな?スーツのままサウナに入るのはきついなぁ・・・。」という東京の熱さは今も

お散歩して、マックに行って、お友達と遊んで、な休日

土曜日、今日はこども園に行かない日。 「きょうは、ようちえんいかないひ?」 「うん、今日は行かない日だよ」 「いぇい、いぇーい」 つむぎは、こども園に行かない日が大好きだ。園で遊ぶのは楽しんでいるけど、家から(もしくはママから)離れてしまうのはまだ少し嫌みたい。その分、こども園に行かない週末は大喜び。 朝ごはんを食べたら、もちろん朝のお散歩。今日は後ろの予定が無いので心置きなくお散歩を楽しめる。家のトラクターを見て、野菜を見て、お隣の農家さんのお家に遊びに行き、さらに先

息子の朝のお散歩は日々レベルアップし続ける

「さぁ、いくぞー」 ご飯を食べ、服を着替え、今朝のつむぎも準備万端。一波乱抜け、また航海に繰り出すルフィたちの様な爽やかさだ。行き先は、もちろん、こども園ではない。 毎朝の日課、お散歩だ。 これまでは、我が家の車庫に置かれた働く車を見て回り、ハウスの野菜を観察していたつむぎのお散歩。このところ更なるレベルアップを遂げている。 最近の目的地は、すべり台のある公園。我が家の前の急な坂を下りきって、更に歩いたところにある。その距離およそ1キロ。毎朝のお散歩の距離としてはなか

雪が降ったら、網走日和

オホーツクはまたもや雪。朝起きると辺り一面真っ白。空が分厚い雪雲に覆われているせいか、モノクロ映画の中にいるような灰色に近い白色だ。 日曜日で保育園もないし、天気も悪い。ハウスの苗に水やりだけして、出かけることに。 目的地は網走。まずは、いつも通っている、無料の素敵な屋内遊戯施設「ころころひろば」に向かう。 つむぎは最近、身長の倍以上の高さまで、はしごや足掛けがある壁を伝って登れるようになった。もはや子供用の遊戯施設で行けないところは無い。ころころひろばに着くなり、ドッ