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無くならないマウンティング、身に着けたい対処法

【マウンティング】と聞いて、あなたはどのようなイメージを持っているだろうか。
「正直面倒」「自慢ばかり鬱陶しい」このようなマイナスイメージを抱く人が多い。
誰もが良く思っていないマウンティングであるにも関わらず、この文化は無くなるどころかどんどん表面化してきている。
一体なぜマウンティングは無くならないのか、これから私たちはどのように立ち回っていく必要があるのだろうか。

自然と出てしまう「優位に立ちたい」

様々な経験を積み重ねていけばいくほど、語れるものが増えていく。
増えれば増えるほどマウンティングする側に回るイメージがあるが、実はそうではない。
どちらかというと、人生経験が乏しい人のほうがマウンティングしてしまう傾向にあるのだ。

経験をする機会の少ない人間は、一度に経験した出来事が実際よりも美化して記憶に残る。
「私はこんなに素敵な経験をした。私が感動した経験なのだから、相手もきっと共感してくれる」などと自分勝手な解釈をし、誰も聞いていないのに語ってしまい、自然とマウンティングする。
聞かされるほうはうんざり、または「いや、私も~」とマウンティング返ししてしまう。
この流れは誰も良い気分にならないはずだ、非常に不毛である。

マウンティングをしがちな人は、常に優位に立ちたい気持ちが強い。
しかもその気持ちが自然と表面に出てしまうからタチが悪い。
このようなタイプの人間の傾向としては、日常生活に満たされていないことが多く、誰かに大きな心で受け入れてほしい気持ちがあるようだ。
しかし考えとは真逆の、受け入れてもらえない、むしろ鬱陶しいと思われてしまうといった現実がある。

誰でもマウンティング人間予備軍

「私はマウンティング被害者だ!」と思っている人も、マウンティングしてしまう側になる可能性はある。

マウンティング人間予備軍になる可能性がある3つのポイントは以下の通り。
・自分自身の心が満たされていない時
・嫌いな相手が目の前にいる時
・マウンティングされたと感じた時
普段から心がけた生活を送っていたとしても、マウンティング人間になる瞬間は突然やってくる。
もしかしたら既にマウンティングしているかもしれない。
「やけに相手が攻撃的だなぁ」そう感じた時は、一度自分の発言を振り返るようにすると良いだろう。

マウンティングにはスルーが一番効果的

生きていれば、誰だってマウンティングの罠にはまることはある。
もしマウンティングをされたと感じたら、スルーすることを忘れないで欲しい。
マウンティング合戦は一番恥ずかしいので、しないのがベスト。

相手にとって、誇れると思った渾身のマウンティングに対してスルーされるのは、想像以上にパンチがある。
「そうなんだ~」このような軽い相槌でOK、そしてガラリと話題を変えてしまおう。
最初のうちはあの手この手で連続マウンティングを取ってくるかもしれないが、とことんスルーしてほしい。
そのうち手ごたえがないことを感じ、次の宿り木を探しに行くだろう。
ここまで持っていくことができたら、あなたの勝ちである。

これから先、経済格差はどんどん広がっていくといわれている。
僅かな楽しみの中から絞り出したようなダサいマウンティングを取ってくる人が増えてくるだろう。
華麗にスルーすることを普段から心がけておけば、負の感情に苛まれることは少なくなるはずだ。
誰も得をしないマウンティングを出来るだけ避け、良好な人間関係を目指していこう。

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