成長しなければならない病
タイトルは、日本人罹患率400%の病気の名前です。(うそです
成長、していますか。
この1ヶ月、今週1週間、今日1日、あなたがいま打ち込んでいる勉強、練習、仕事は、進捗ありましたか。
わたしはありません。ほとんど。
「少しは進んでいるんだから、いいじゃない」
ありがとう、もうひとりのボク、、。
いやもう全っっ然すすんでない!進捗なし!!というあなた。 ふふふ、だめなひとですねえ、(´▽`)なんて。
わたしたちは、進まなければならないのでしょうか。
成長しなければ、ならないのでしょうか。
たしかに、
新しいものが人々に価値を与える
↓
周りが真似をする
↓
似たようなものでいっぱいになる
↓
新しくおもわれていたものが当たり前になる
↓
また新しいものがうまれる
といった資本主義社会のなかでは、常に新しい価値をうみつづけなければなりません。じゃないとおかねもらえなくなっちゃう
と、思います。
しかし、この社会に必要なひとは、「新しいものをうむひと」だけでしょうか。
当たり前になったものを、「維持するひと」が、必要ではありませんか。
かれら、彼女らがいなければ、私たちは、きっとおなじことを繰り返し、おなじものをつくり続けるでしょう。
さらに、
「有史以来、人間がいつも大事にしているもの」を与えているひともいます。
かれら、彼女らがいなければ、私たちは、きっと人間の尊厳を失い、その未来は決して長くは続かないでしょう。
汗や涙まみれになり、試行錯誤の末、新しきもの、これを生み出す方達。
あなた方のおかげで、私たちの生活は刺激にあふれ、豊かな生活を送れています。ありがとうございます。
ただ、わたしが感謝したいのは、それだけではありません。
新しきものを生み出す人々の影に隠れながら、ときには罵詈雑言を浴びせられながらも、淡々と、日々同じことを繰り返してくださっている方々。
私たちの生活の基盤は、あなた方のおかげで成り立っています。ほんとうに、こころからのありがとうをつたえたいです。
もちろん、ご自身がやりたいことならやりこんでください。
でも、無理して成長なんてしなくていいんです。その必要もないのに、
「成長しなければならない」
「成長していない自分は、だめなにんげんだ」
と思っているのなら、それはちがうのかも、とわたしは思います。
そして、
今日、成長のなかったあなた。
今日のあなたは「維持するひと」だった、それだけです、きっと。
FIN.
自分勝手なお話ですけれども、いま、あなたに、ほんの少しでもサポートしてもらえると、より善く生きる理由が増えます。とてもうれしいです。よろしくおねがいします。