「カバーの甲斐」がある(2020年4月12日の日記)

毎朝、布団から出る前にインターネットをしてしまう。脳に悪そう。

今日はたまたま広瀬香美さんの髭男カバー動画を見た。

「カバーの甲斐」がある。

カバーって、オリジナルと似すぎていたら「カバーの意味なくない?」と思うし、オリジナルからかけ離れていたら「オリジナルへのリスペクト薄くない?」と感じる。

その点、広瀬香美さんのカバーは、とんでもなく広瀬風味なのにちゃんと原曲の良さを感じられる。

この前、絵本作家ののぶみ氏による『100日後に死ぬワニ』のパロディを知ったが、しょっぱなから説教くさくて、「元ネタから手法以外の何も学んでねーな!」と思った。

オリジナルへのリスペクトがないパロディって嫌よね……。

部屋の片づけなどをする。

父は、水曜と日曜の午前中に家中に掃除機をかける。

父のルーティンは絶対なので、私も、父が掃除機をかけやすいよう部屋を整える。水曜と日曜は。

noteを公開した。

誤読されて燃えそうな内容なので、有料にした。笑っちゃうほど読まれない。失敗したな~。

導入部分だけ無料にしてるんだけど、導入だけ読んで「スキ」を押す人、この部分にいったい何を感じたんだろう……。

文章を書く。

母とスーパーへ。比喩ではなく、本当に「雲ひとつない青空」だった。

途中、しまむらに寄った。ブーツで帰省してきたので、散歩用にスニーカーを買おうと思って。店内が広いので三密を避けられる。

間に合わせだからなんでもいいやと思っていたのに、いざとなると「気に入ったデザインのがほしいな」と思ってしまい、買わなかった。

しまむら、あのごちゃごちゃした中から服を探し出せる気がしない。スカートならスカート、ワンピースならワンピースと、カテゴリ別に陳列すればいいのに。雑多すぎる。ジャングルみたい。

私は視覚的にごちゃごちゃした空間が苦手で、ドンキホーテやビレバンも、居るだけで疲れる。

実家に帰ってきてからというもの、(再読をのぞいて)一冊しか本を読めていない。なーんか、集中できないんだよなぁ。

メンタルが弱ってるときって、いい意味で「軽い読み物」を勧められる。テーマが重くなくて、内容が暗くないもの。難しくなくて、説教くさくなくて、幸福感のあるもの。

でも、そういうものって「続きが気になってグイグイ読み進めてしまう」とはならない。だから集中力が持続しない。

続きが気になってグイグイ読み進めてしまうジャンル……私にとってはイヤミスだな。

スペインの巡礼路を歩いていたとき、巡礼宿の本棚に湊かなえの『少女』を見つけて、持っていた本と交換してもらった。

翌朝早いから寝なきゃと思いつつ、布団かぶってヘッドライトで読み切ってしまった。いや~な気分になると分かっていてもやめられない。

気づいたら部屋で寝てしまっていた。

起きたらちょっと風邪っぽい。まさかね。布団以外で寝たからだよね!?



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