ドイツで安心して新型コロナワクチン接種するための予備知識・サポート(ウェビナー)

4月以来接触スピードが加速化するドイツでは 予定より早く6月には60才未満も含む全成人(外国籍の住民も含む)を対象に接種が始まる見込みです。この少し前から各州接種センターでの予約も始まります。各州手続きが若干異なる上、手続きが主にドイツ語という状況下で、ドイツで新コロナワクチン接種を1人でスムーズに受けるために必要と思われる情報を、手続き面と政策面からまとめ、5月16日ウェビナーで提供いたします。

ZOOMウェビナー: ドイツで、安心してワクチン接種するための予備知識

[内容]
・1部 (約25分):ドイツの接種計画の概要と、制限緩和の見通し(いつどこで接種をするのか、完全接種後(見込まれる)自由、集団免疫について、子供の接種議論、パンデミック終息シナリオと接種の今後)
・2部 (約25分):ドイツで使われるワクチン情報(どのワクチンが使われるのか、各ワクチンの具体的な効果、効果の継続期間、副作用(リスク)についての研究結果)
・3部 (約30分):接種とそのための予約手続き(診療所で接種、接種センター予約手続き(通知の有無)、接種当日に必要書類、その他当日用意するもの、デジタル接種証明についての最新情報)
 *ご希望の方には、別途接種時に提出する書類(英語)を事前にご送付 し、セミナー後個別にドイツ語での記入をお手伝いします(無料)。

[日時]2021年5月16日(日)CET 14時〜(ドイツ時間)

[講師]吉田恵子(医療介護ジャーナリスト、独日医療通訳、医療政策博士) 

[お申込み方法] お名前、eメールアドレス、住民登録していらっしゃる州名、予備のご連絡先、希望されるお支払い方法、請求書の宛先となる住所を、facebook.com/keiko.yoshida.germany/のメッセンジャーで、もしくはyoshidakeik@gmail.comへeメールでお送り下さい。件名には「ウェビナー希望+お名前」をご記入下さい。催行確定後、お支払いのご案内をお送りいたします。

[参加費用 ]お一人 20ユーロ[お支払い方法]銀行口座振込またはPAYPAL

[最小催行人数]約15〜30名ご質問があればお気軽に、facebook.com/keiko.yoshida.germany/のメッセンジャー、またはyoshidakeik@gmail.comへeメールでお送り下さい。

語学サポート

ご希望があれば(特に当ウェビナーに参加されない方など)、 他の医療通訳経験者の協力を得、オンラインでの接種予約手続きの補助( 38€〜)や、接種会場での(主に接種前の医師との会話における)電話通訳(38€〜)といった語学サポートも提供いたします。ご関心のある方はご連絡いただければ料金・条件の詳細をお送りいたします。また地域によっては同行通訳もご紹介いたします。ただし地域(デュッセルドルフ、フランクフルトなど)が限定される上、個人により条件が異なります。

写真 コロナ人形小

ドイツの接種概況

当初は停滞気味だったEUでのワクチン供給量は、現在日に日に増えています。4月4日時点で、市民の約3割が少なくとも一回目の接種を終えています。このまま順調に進めば、夏の終りまでには約7割が接種を済ますことができることが見込まれます。

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接種場所は、ドイツの住民は原則皆、接種センターまたは家庭医で接種を受けられことになっています。かかりつけの家庭医で、電話などで予約できれば、面倒な手続きを自ら行う必要もなく接種を受けられます。一方で、家庭医に割当られているワクチン量は制限されており、なかなか順番が回ってこないこともあり、この場合は接種センターでの方が早く予約がとれることが多いです。

接種センターでの接種予約の方法は、オンラインと電話の二つの方法があります。オンライン手続きはドイツ語ですが、電話予約の場合は多くの場合英語でも可能、と聞いています。州によってはオンライン手続きをすれば日時を指定できたりもしますが、多くの場合は選ぶことができません。

予約後暫くすると、Eメールまたは郵便で、接種日時の通知が送られてきます。都合の悪い場合は、接種日時の変更手続をします。

接種当日は、ワクチン接種同意書、注意書き、問診票に必要事項を可能な範囲で記入の上、その他身分証明書など必要な書類を持って会場に行きます。接種に必要な時間は1時間弱といわれています。ここでは矢印と係員の指示に従って進んでいけば、特に難しい手続きはありません。ただし州、または人によっては、接種前に医師と話をする機会が与えられます。原則会話の言語はドイツ語、とあります(実際のところドイツの医師の大半は英語が上手ですが・・・)。
















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