ドイツで接種 最新情報: 6月7日から、全成人に接種開始。診療所では電話鳴り止まず

昨日曜、ウェビナー「ドイツで安心して接種をする予備知識」を開催いたしました。接種手続き、そして感染状況予測などについても高いご関心と多様なご質問を頂きました。 参加者の皆さまに深く感謝いたします。
(*2回目以降は少人数でも催行可能です。ご関心のある方がいらっしゃれば、ご連絡下さい)

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さて昨日、接種情報に変更があったのでお知らせです。
州毎に異なると思われていた接種開始日ですが、60才未満の低リスク者の接種を「全国的に6月7日から」開始する、と昨日連邦保健大臣が宣言しました。副作用騒ぎで人気が落ち余り気味のアストラゼネカであれば60才未満であっても接種可能なので、正確にはmRNAワクチン接種の開始日、ということになります。さらに、公的保険適用の診療所だけではなく、産業医および民間保険専門の診療所にもワクチンが(当初の予定以上に?)割り当てられるということです。

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ちなみにバーデン・ヴュルテンベルク(BW)州ほかいくつかの州では、家庭医等の診療所に限り、60才未満を対象に、既にmRNAワクチン(ファイザーバイオンテックなど)の接種も始まっています。昨夜のニュースでは、接種予約申込で電話がなりやまず、またワクチンの量と人手が間に合わず対応しきれないと嘆くBW州の家庭医の診療所の様子(写真)が報道されていました (URL: https://www.tagesschau.de/multimedia/video/video-864861.html

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それでも以前と比べればワクチン供給量は増えていて、人口の4割弱が一回目の接種を終了するまでになりました。接種をすれば、旅行も人と会うこともかなり自由になることも決まりました。そのせいもあってか私の周りでもこの何日かで、アストラゼネカで一足先に接種した、または予約に成功した、という人が増えています! しかしながら我が家では、アストラゼネカを希望する夫は、今のところ何度も家庭医に電話しても、繋がらずじまい・・・。 。基礎疾患を持っていてもまだ接種できていない人も多くいる中で、今後ますます接種予約に殺到する人が増えそうです。全成人に接種を開放するのはもう少し待った方がよいような気もします・・・。

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