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【お金の3冊】「本当の自由を手に入れる お金の大学」・「バビロン大富豪の教え」・「お金2.0」
「全然お金が貯まらない」、 「老後の生活費が心配だ」 人々が抱えるさまざまなお金の悩み。その解決のために古今東西、さまざまな貯蓄や投資の方法が編み出されてきました。
今回はお金に関わる書3冊をご紹介します。
共通する教えは、「お金と無理なく実直に向き合う姿勢の大切さ」です。
「本当の自由を手に入れる お金の大学」
「経済的自由を達成すること」
本書の目標は、「経済的自由を達成すること」です。
著者の考える経済的自由とは「生活費<資産所得」という状態です。
そして、生活費<資産所得を達成するには、「生活費を下げる」「資産所得を増やす」という2つの取り組みを実践していくことになります。
「労働所得」と「資産所得」
所得には、自分が働くことによって得られる「労働所得」と、資産を働かせて得られる「資産所得」の2種類があります。
経済的自由を達成するために重要なのは、資産所得を増やしていくことです。
労働をしなくても月に1万円が入れば、水道・光熱費が払えます。
月に3万円が入れば食費が払えます。
このように、資産所得で生活費をまかなうことができれば、生活のためのお金を気にせずに、やりたいことに専念出来ます。
働きたければ働く、働きたくなければ働かないという選択の自由を手に入れることが出来るのです。
「お金にまつわる5つの力」をバランスよく育てていく
これを実現するためには、「お金にまつわる5つの力」をバランスよく育てていく必要があります。
5つの力とは、お金を「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「守る力」「使う力」です。
これらを鍛えることで、家計が健全に回り、豊かに暮らせるようになるのだと著者は言う。
「バビロン大富豪の教え」
何故貧乏人と金持ちがいるのか
古代都市バビロンに住む二輪馬車職人バンジールと竪琴の名手コビは、いくら働いても裕福になれない身を嘆き合っていました。
バンジールは、誰にも負けない二輪馬車を作るために働き続けてきた。いつかはお金持ちになれるはずと考えていたものの、一向にその時はやってこないのです。
コビが竪琴で稼いだお金は羽が生えたように消えてゆく。どんなに働いても、奴隷のような暮らしです。
「一体お金持ちはどうやってお金を得ているのか? その術を知る方法はないか」と思案した2人は、バビロンで一番の金持ちになった共通の友人アルカドのもとへ、金持ちになるための方法を教わりに行きます。
「稼ぎの十分の一以上を貯蓄すること」
アルカドは若かりし頃、金貸しのアルガミシュに出会い、お金持ちになる方法を学んだと打ち明けた。アルガミシュが最初にアルカドに教えたのが「稼ぎの十分の一以上を貯蓄すること」でした。
アルカドは、「必要なら他の出費を抑えてでも蓄えなさい」と強調します。
自分のものと言えるだけの財産ができると豊かな気持ちになり、励みも増す。もっと稼ごうという意欲が湧いてくるのです。
その後は財産を失うことのないように、細心の注意を払って投資します。財産が産んだ「子どもたち」を、自分のために働かせる。
そうすることでアルカドはお金持ちになれたそうです。
お金持ちになる人、ならない人を分けるのは何なのか。
色々と要因は挙げられるでしょう。しかし本書を読むと、資産形成においてマインドや習慣がいかに大切なのか、あらためて思い知らされます。
「お金2.0」
「お金」の正体とは何か?
「価値」という漠然としたものをやりとりするために誕生した「お金」。価値の保存・尺度・交換の役割を担うお金が、社会でプレゼンスを高めていったのは18世紀頃に遡ります。
市民革命により身分の影響力が薄れる一方、お金を増やすこと自体が目的と化し、資本主義は発展を遂げていきました。
経済をコントロールするのが標準的になってきたのは、この100年程
国家が管理する中央銀行がお金を刷って、経済をコントロールするのが標準的になってきたのは、この100年ほどである。意外と歴史が浅いのです。
発展する「経済システム」の5つの要素とは
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