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結婚しても幸せになるとは限らない

結婚しても幸せになるとは限らないことに気付いてしまった

 夫が散財したり、リストラにあったりしている方のnoteを拝見して、また「来年には離婚します」だそうで、「結婚しても幸せになるとは限らない」ことに気づきました。

「結婚すれば幸せになれる」という考え方は幻想

 50歳時未婚率が増え続け、独身者や単身者向けの市場も活況な今、結婚をしないことのデメリットは殆どありません。
 2040年には独身者が5割近くになるという推計もあり、「選択的非婚者(自らの意思で結婚しないことを選んだ人)」も、じわじわとその数を増しています。

「年頃になったら結婚するべき」という押し付け

 とはいっても、まだまだ「結婚しないと不幸」「年頃になったら結婚するべき」という押し付けも少なくない中で、揺れ動いている人も多いでしょう。
 日本の結婚の現状を踏まえ、自分らしい幸せをつかみ取るためのヒントを探っていきます。

そもそも「誰もが結婚している状態」は、歴史的には異常

 生涯独身率は2020年の国勢調査をもとに作成したデータによると、男性は25.7%、女性は16.4%。1985年時のデータと比べて、男性は6.5倍もの増加を見せました。
 2040年には、独身者が50%近くに上るとの推計も出ました。
 世の中が大きく変わったようにも感じられるが、「そもそも結婚は、当たり前のものではない」と思います。

「自分も大人になったら結婚して子どもを持つものだ」というイメージ


 昭和・平成に生まれ育った多くの人たちには、「自分も大人になったら結婚して子どもを持つものだ」というイメージがありました。

皆婚時代は1898年に公布された明治民法が庶民への『家父長制の導入』が発端

 しかし、誰もが結婚するのが当たり前だった“皆婚時代”のほうが、実は歴史的に見れば異常なんです。
 皆婚時代は、1898年に公布された明治民法が庶民への『家父長制の導入』という、いわば“結婚保護政策”を実施したことに端を発します。
 それまでは独身者も離婚も多かったのに、皆が結婚するという空気が出来上がってしまったがゆえに、なんとなく結婚する人が増えました。
 わずか5%前後という1980年代までの50歳時未婚率は、そうした風潮が表れただけの数字なのです。

2040年の日本では、離婚や配偶者との死別も含めた一人暮らしが4割になる

 その同調圧力に変化の兆しが見えてきたのは、2000年代に差し掛かる頃。50歳時未婚率がじわじわと高まっていくにつれ、世の中にも「もしかして、誰もが結婚しなくてもいいのではないか?」という気付きが生まれ始めました。
 2040年の日本では、離婚や配偶者との死別も含めた一人暮らしが4割になるというデータもあります。
 50歳時未婚率が5割を超え、結婚した人も最後には独身になるケースが多いなら、結婚して誰かと暮らしている状態は『当たり前』ではないのです。

「未婚/既婚」と「幸せ/不幸せ」は関係がない

 独身者より既婚者のほうが幸せである、というデータは確かにあります。でも、そこに『結婚をしたら幸せになれる』という因果関係はありません。
 良い学校に入れば、良い会社に入れば、良い結婚ができたら……など“ある状態に身を置いたら幸せになれる”という考え方は、ただの思い込みです(私が「全部享受しているからそう言えるんだ」という反論は一理ありです)。

『結婚していないから不幸なんだ』『結婚すれば幸福になるに違いない』とある状態に幸せが存在するはずという思い込みは、何の意味もない

 心理学でも『フォーカシングイリュージョン(幻想に焦点を当てている)』という用語で説明されています。
 つまり『結婚していないから不幸なんだ』『結婚すれば幸福になるに違いない』とある状態に幸せが存在するはずという思い込みは、何の意味もないのです。

男性26.5%、女性24.1%が「結婚するつもりはない」

 実際に生涯未婚の人の中には、自分らしい生き方の結果として“結婚を選ばない人”も、沢山いらっしゃいます。
 2018年の少子化社会対策に関する意識調査(内閣府)では将来、結婚したいと思いますか?という問いに、男性26.5%、女性24.1%が「結婚するつもりはない」と答えました。

自分より不幸な方はいっぱいいるのを少しでも自分の執筆でどうにかしたいと考えている

 人生において、自分より不幸な方がいっぱいいるのを少しでも自分の執筆でどうにかしたいと考えています。
 それが自分の最大のテーマです。

少しでも役に立つ知見になったり、現実逃避に使って頂ければ幸いです

 自分の本やnoteが少しでも役に立つ知見になったり、現実逃避に使って頂ければ幸いです。

自分は婚姻の有無で幸せ度数が増えてはいないです。何故なら既に幸せだからです。


 自分は婚姻の有無で幸せ度数が増えてはいないです。
 何故なら既に幸せだからです。

 自分は精神障碍者ですが、友達が割と多い方です。
 大体人間関係が上手くいかない精神障碍者の方が多いです(勿論自分も死ぬほど失敗しています)。
 色々言われることもありますが、励まして下さる方のほうが圧倒的に多いです。
 健常者でも友達がいない方も勿論いらっしゃいます。

親でも友人でも相談出来る方がいらっしゃらない方もいる

 離婚で苦しむその方は、「親でも友人でも相談出来る方がいらっしゃらない」、とXで呟いておりました。
 そういう方は多くいらっしゃると思います。

自分は自分の運が良くなる為にあらゆる努力をしてきた自負がある

 普通10年以上、自分の書いたものにお金が支払われないし、170件以上仕事を承ったりしないし、550人以上メンバーがいらっしゃるコミュニティが4年以上続いたりしません。皆様には感謝しかございません。
 自分は自分の運が良くなる為にあらゆる努力をしてきた自負があります。

結論 自分の幸せは婚姻の有無で作用されない

 自分の幸せは婚姻の有無で作用されません。
 それが私が人生で培った唯一のプライドだと思います。

【参考】LIFULL『結婚しなくちゃ幸せになれない、なんてない。』
https://media.lifull.com/stories/20220804231/

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