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焦って良くなることはない

結婚は絶対焦ってはいけない

 経験上、焦ってよくなったためしがないなと思いました。何事においても。
 あと人生で一番結婚は焦ってはいけない。
 あとは何も言いません。
 焦るの分かるけど、世の中には「1人で生きていける方」と「1人で生きていない方」の2種類いらっしゃいます。 
 それを認識して生きてください。
 結婚出来なくても、地球の機微と比較したらどうでも良いじゃないですか。

焦ると質が下がる

 焦ると質が下がるんですね。細部に目がいかなくなります。スピードは若干上がるんですけど、結局一時的なものである、という実感があります。
 焦り初めだけ1.2倍くらいで進められるんですけど、結局その状態は長く続かないし、時間が経つほどスピードが戻るだけでなく焦りは残ってしまって、結果ミスが増えるという悪循環が起こります。

 焦ることで自分の能力以上のことができる、というのはトータルで考えたときにあまりないと思います。

焦りと焦燥感の違い

 ただ、ハングリー精神みたいなものは大事だと思ってます。
 「同期には負けてられない」、「あいつには負けてられない」とか。
 さっき言った「実際の焦り」と区別して「焦燥感」とでも言いましょう。要は、焦ってはないんだけど、使命感や野望に燃えている状態を指します。これは持ってていいと思うのです。

気持ちが燃えてくれているなら、その熱量を如何にして適切なレベルに保つか

 折角「やるぞ~~!!!」みたいな気持ちになったのを水ぶっかけて消してしまうのは勿体無いのですね。
 重要なのは、気持ちが燃えてくれているなら、その熱量を如何にして適切なレベルに保つか、なのです。

 焦燥感を持っても、身体に反応として出さず、やるべきことをしっかりやることが人生においては大事だと思うのです。

ヤバいときはヤバい

 とはいえ焦りますよね。毎月本を出版していると20日になると焦ります。人生いろいろあるし、トイレ行きたかったり汗かいたり寝不足だったりしますし。

「まあ、死なないし」

 でもそういうときこそ、「まあ、死なないし」という気持ちで己を許すマインドといいますか、落ち着きが大事なんです。
 焦ってるときほど、焦ってもどうしようもないことが多いです。だから焦らず、リソースは集中力に割いてあげたほうが健康です

 締切がヤバくても、一旦落ち着いてYouTubeで少女レイの動画とか流しながら一息ついて「…ヤバいな」とつぶやくぐらいがちょうどいいんだと思います。焦ってもヤバいし、焦らなくてもヤバいときはヤバいのです。

まとめ「来たか、焦りよ、友よ」

 本当はヤバくならないように事前に準備しとくべきなんですが、それでも無理なときはどっかで訪れるのです。 
 来るヤバさに焦らず、「来たか、焦りよ」と友人として歓迎おけば良いと思います

【参考】カルロス袴田『焦ってよくなることはない』
https://www.fanbox.cc/@hakamad/posts/8211715