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スーパーアウトプットの4つのステップ
おさらい
問題を解くために必要な2つのアウトプットは以下の2つです。
1 例題と同じパターンの問題を短期間で大量に解く
2 時間を空けて、違ったパターンの問題をまとめて解くこと
4つのスーパーアウトプット
さらに上を目指す人には「スーパーアウトプット」に挑戦してほしいです。
アウトプットの究極型とは、人に教えることを通して、コンセプトを体系化することです。
今までの勉強法は自分のなかだけで完結していましたが、自分流のやり方を発見し、「他の人に伝える」ことがなによりも重要になります。
1つ目:「教えること」
1つ目は「教えること」です。
一対一で教えあったり、メディアを通じて教えたりしたことはなかなか忘れないものだ。教えることは、自己成長するためのビッグチャンスであります。
知る・わかる・できる・教える
物事を単に知るだけで満足していては、能力は伸びません。
知ることは能力伸張のほんの最初のステップにすぎないからです。例えば、陶芸について何らかの能力があるといった場合、次のような段階があります。
1)焼き菓子の製法や歴史、種類を「知る」
2)なぜその製法がよいのかという化学的、実践的な裏づけまで「わかる」
3)実際、自分フライパンでパンケーキを焼くことが「できる」
4)それらすべてを他人に「教える」ことができる
「知る」と「わかる」には格段の差があります。
「知る」ことは単に情報・知識を頭の中に入れるだけです。ところが、その入れた情報・知識を真につかむためには、それを分解していって理屈として、構造として「わかる」(分かる/解る)状態にしなければなりません。
![知る・わかる](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83870365/picture_pc_a637439651410ad96b305e536d44838b.png?width=1200)
【出所】Globis知見録『知る、わかる、できる、教える(能力開発の4つのステップ)』https://globis.jp/article/5149
「わかる」と「できる」、「できる」と「教える」にも格段の差
「わかる」と「できる」、「できる」と「教える」にも格段の差があります。
「わかる」というのはいまだ自分の頭の中で閉じた状態です。それを自分の頭の外に目に見える形で表出させる、これが「できる」ということです。
しかし、「できる」というのはいまだ自分だけの問題です。
教える人が一番深い学びを得る
ところが「教える」は、自分の「わかる」こと、「できる」ことを、他者にわからせ、表出させるという難事です。自分だけの閉じた状態から、相手へと開き、導く作業になります。
![できる・教える](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83870636/picture_pc_fc709fc84bf8d3493aa679221b716e74.png?width=1200)
【出所】Globis知見録『知る、わかる、できる、教える(能力開発の4つのステップ)』https://globis.jp/article/5149
能力を伸ばす最良・最短の方法は、人に教えることです。教えることは、その行為の中に実に多くのことを含んでいるからです。
![教える人が一番えらい](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83870685/picture_pc_a1c59e065f430369d433a1428a2fdae2.png?width=1200)
【出所】Globis知見録『知る、わかる、できる、教える(能力開発の4つのステップ)』https://globis.jp/article/5149
2つ目:「情報発信すること」
2つ目は「情報発信すること」です。SNSを通して情報発信をしよう。編集部的にはnoteが良いです。書き始めたら作者に教えてください。または、Facebookの投稿でも良いですよ。
そうすることで圧倒的に記憶に残りやすくなり、反響があればフィードバック効果も得られる。さらに、「書く力」の向上も期待出来ます。
3つ目:「講師をすること」
3つ目は「講師をすること」です。
講師になれば、話し方が飛躍的に上達するし、人から尊敬や感謝もされるようになります。
また、いろいろな場所に呼ばれるようにもなるでしょう。
もちろん、SONY BRIDGE TERMINAL様と福馬さんのお陰で自分も含めた19名は1か月捨てて、スライドを200枚も作ったりしたりしました。
講師として活躍するには多大な努力が必要になりましたが、様々な方が見て下さる分、別のチャンスが生まれ、かけた労力が何倍にもなって戻ってくるのは間違いありません。
実際、作者の講演会により、編集部にソニーの方が10人ぐらい入ってくださいました!
4つ目:「出版すること」
4つ目は「出版すること」です。「出版」という作業を行うことで、脳のなかにある情報や知識が整理されます。
すると空き容量が生まれ、また効率よくインプット出来るようになります。
まとめ
4つのスーパーアウトプットのステップは以下の通りです。
1つ目:「教えること」
2つ目:「情報発信すること」
3つ目:「講師をすること」
4つ目:「出版すること」
何かチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【参考】樺沢紫苑(2017). ムダにならない勉強法. サンマーク出版 pp.197-204【Kindle版】
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