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1勝9分けと、10戦無敗から考える行動経済

フレーミング効果とは?

「同じモノ・コト(結果)を表すのに、表現方法が違うだけで、受けての受け取り方が大きく変わる」
と言う行動経済学に基づいた理論です。
面白いですよホント!
例えば…
弊社は学生応援メディアを手掛けています。
その一つに、
陽の目を見ない学生スポーツに動画発信で光を当ててあげたい!
と言う事から、学生スポーツを応援したい!と言う気持ちで、
YOUTUBELIVE等での試合配信を行っているのです。
学生応援メディアサイト(←クリック)
はこちら↑に御座いますのでお時間ある時にご覧ください。
さて!それでは本題に入りましょう!
とある「高校サッカーチーム」があったとします。

1勝9分けと、10戦無敗

10試合戦った結果、
1勝して9つの引き分けだったとしましょう。
【1勝9分け】と言う状態です。
強いイメージはありますでしょうか?
何だよ…
まだ1勝しか出来ていないのか!と取れますよね…
しかし!こうであればどうでしょう?
10試合戦って1勝して9つの引き分け!
10回戦って負けていないのか!!
【10戦無敗!!】じゃないか!!!
凄いぞーー!!となるのです。

人間はマイナス要因に引っ張られやすい

同じ結果を表していますよね?
しかし表現方法が違うだけで…
受けての受け取り方が大きく変わると言うのが伝わったかと思います。
人間は残念なことに…
マイナス要因に引っ張られてしまいがちです。
特に日本人は!
と言う方が正しいかもしれません。
コロナ禍による世界的経済の打撃は、
かなり大きなモノであるのは事実です。
だからこそ、今の時代に即した考え方を発信し続けて欲しいのです。

フレーミング効果の活用法!

常日頃から「フレーミング効果を活用」して欲しいと願っています。
学生さんたちに愉しくお伝えしてあげたい。
社会に出てからの仕事上のお付き合いや、
ビジネス上の交渉であっても、
プライベートでの恋愛であっても、
家族との大切な時間でさえも、です!
ポイントは2つです!
一つ目は【ポジティブシンキング】である事
二つ目は【常に逆からスポットライト】を充てると言う事です。
「1勝9分け」と「10戦無敗」と言う事、なのです。

松・竹・梅で「竹」が選ばれやすい理由

うな重コース(松)6,000円
うな重コース(梅)3,000円
松と梅のような選択肢が2つの場合は
「品質重視」か「価格重視」となりますので、
時間を掛けて統計を取れば、
大体が50%程度に落ち着くそうです。
しかし!ココへ
うな重コース(竹)4,000円が入るとどうでしょう?
圧倒的に「竹」コースが売れるのです。
これは全ての理論で成り立つのです。
心理的なモノですね。

比較対象を準備すると真ん中が選ばれやすい

不思議ですよね…
2者択一から3択になれば真ん中が選ばれやすくなるのです。
相対的に見て「料金が高くはない」と言う事と、
「コース内容がそこそこ充実しているように思える」のだそうです。
これを踏まえて料亭や飲食店のメニューを見れば…
見方が面白くなります。
ご商売している方は、
売りたい商品や中心的な顧客単価があるのであれば、
それが真ん中になるように高級商品やプランを準備すると良いのです。
超情報化社会だからこそ、
やり方一つで全てが明るくなるのです。

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