見出し画像

ゴジラと行動経済

怪獣王

「ゴジラ」
世界で最も多くの作品が作られた大人気怪獣
であり、
キングコングと並ので、
おそらく世界で最も有名な怪獣でしょう

別名は「水爆大怪獣」と言うそうです。
その無類の存在感から
「怪獣王」とも呼ばれています。

きっかけは水爆実験

ゴジラの映画製作においてのきっかけは、
日本の漁船が米国の水爆実験に巻き込まれ、
被曝した「第五福竜丸事件」とされています。

第1作目において、
どこかの国が行った【核実験の影響】で、
海底に潜んでいた【古代生物が突然変異】を起こし、
【ゴジラが誕生】
した想定です。

口から吐き出す熱線

ゴジラのトレードマークは、
口から吐き出す熱線ビームでしょう。
青紫の光を放ちます。

実はあの熱線…
強い放射能で放射熱線なのです。
あえて人間が住む町に来て、
撒き散らして暴れまわり壊しまくります。

自衛隊のミサイルやロケット砲など、
現実的な火器は全く歯が立たないのです。

巨大化

ゴジラの身長並びに体重は、
時代によって巨大化
しています。

1954年に第1作が放映されてから、
1975年まで身長は約50メートル!
体重は2万トン
でした!

有名なVSシリーズが生まれます。
VSキングコング
VSモスラ
VSヘドラ
VSメカゴジラ他
この時は身長55~60メートルとなります。

そして2004年の「ゴジラ FINAL WARS」では、
身長100メートルで体重は5万5千トンと巨大化!
更に2016年制作「シン・ゴジラ」での身長は、
さらにスケールアップして、
118.5メートルまで伸びました。

ゴジラ興行

ゴジラによる映画製作は何作あると思いますか?
今やインターネットを開けばすぐに分かります。

映画製作は29作品!
最新の作品は「シン・ゴジラ」で、
エヴァンゲリオン監督である、
庵野秀明氏が総監督
で制作され、
興行収入は82億円を突破しました。

アニメ版は3作品!
ハリウッド版は1作品で興行収入は3.8億ドルを記録。
モンスターバースシリーズでは2作品ですが、
2021年に3作品目が公開予定です。

ゴジラが伝える事

ゴジラは放射能をまき散らします。
第1作目は米国の水爆実験に巻き込まれ被曝した、
「第五福竜丸事件」
でした。
その時代時代の感覚を反映しています。

という事は…
2016年に公開された『シン・ゴジラ』
これを観て誰もが「福島第一原発事故」

を思い出したのではないでしょうか?

コロナ禍とゴジラ映画

日本は今から正念場です。
新型コロナウイルスの影響で、
今までの当たり前が、
当たり前で無くなるからです。

これは映画『シン・ゴジラ』で起きた、
政府の対応とも比較されています。

前例がない原因不明の事態…
政府は対応を急ぐが、
議論は迷走し判断は後手
に回る。

誰かが誰かの責任にしたがるのは分かりますが、
そんな事を擦り付け合っても、
答えが出る訳では無いのです。

ゴジラと行動経済まとめ

日本的組織における『意思決定スキル』
結論ありきの根拠のない断言です。
残念なことに…
同質性が高く同調圧力に導かれ、
グループシンクと言われる集団浅慮が起こりやすい
のです。

行動経済学は
『人間なぜ間違った意思決定をしてしまうのか?』

と言う概念があります。

合理的に考えると間違っていることでも、
感情の働きが大きく影響するからです。
時代が進む中で起きる課題から、
我々人間は何を学ぶか?

全てがヒントになると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?