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小学生の英語学習アンケートと行動経済①

小学生の英語学習について

教育が大きく変わると言われている2020年度
現状の教育制度や教育に関する基本的考え、
そして世論の実態を調べるためのアンケートを、
獲得しながら分析して行きたいと思います。

学習指導要領について

学習指導要領という言葉をご存知でしょうか?
文部科学省が告示する、
初等教育および中等教育における教育課程の基準
それが「学習指導要領」です。
およそ10年に1度改訂をしています。
子供たちの教科書や時間割は、
これを基に作られています。

そもそも「学習指導要領」とは、
全国どこの学校でも一定の水準が保てるよう、
文部科学省が定めている、
教育課程(カリキュラム)の基準
なのです。
そして小学校は2020年度から大きく変わるのです。

小学校学習指導要領等の改訂ポイント

2020年度改訂の基本的な考え方は、
抜粋しますが…
教育基本法や学校教育法などを踏まえ、
子供たちが未来社会を切り拓くための、
資質・能力を一層確実に育成する。
社会に開かれた教育課程を重視する。
更には
現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で、
知識の理解の質をさらに高め確かな学力を育成するとの事。
そして…
道徳教育の充実や体験活動の重視、
体育・健康に関する指導の充実により、
豊かな心や健やかな体を育成する
とされています。

社会に開かれた教育課程の背景

「社会に開かれた教育課程重視」は、
時代背景に合わせた教育
が欠かせません。
この様に書かれています。
「社会のつながりの中で学ぶことで子供たちは、
自分の力で人生や社会をよりよく出来るという、
実感を持つことができます。
この事は変化の激しい社会において、
子供たちが困難を乗り越え、
未来に向けて進む希望や力になります。
そのため、
これからの学校には、
社会と連携・協働した教育活動を充実させることが、
ますます求められます。」

東北大震災然り、
豪雨災害然り、
年々自然環境が猛威を振るう中で、
教育を通じて社会と繋げていくと言う意味ですね。

主体的&対話的で深い学び

ここでは学習指導要領の中で、
深い学びについて触れています。
まずは…
「何ができるようになるか」を明確化にする為に、
知・徳・体にわたる
「生きる力」を子供たちに育むため、
「何のために学ぶのか」という学習の意義を共有しながら、
全ての教科等を…
①知識及び技能、
②思考力、判断力、表現力等、
③学びに向かう力、
人間性等
以上の三つの柱で再整理すると言う事だそうです。
深掘りすれば更に深くなりますので、
この辺りにしておきます。

2020年度の学習指導要領変更について

2020年度の学習指導要領変更は、
今まで以上に大きな変革
を感じます。
当然ながらコロナ禍による、
オンライン教育インフラ普及等の内容は、
盛り込まれていません。
我々は、
時代背景や時代環境における、
教育指導改訂の本質を調べたい
と言う事がありますので、
現状の実態をアンケートに取らせて頂きました。
明日はそのアンケートを基に、
分析記事を記載したいと思います。

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