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実録 小説家のなりかた 13日目

8:00

小2の息子が突然、「今日は学校行きたくないわ」と言い出した。聞いてみると、面倒な授業があるわけでもなく、嫌いな給食がでるわけでもないみたい。理由は「dull(怠い)」らしい。難しい英単語を知ってるなと思った。「お姉ちゃんがたまに休んでいるの、ずるい。自分も休みたいなあ」程度の考えなんだろうと思ったので行かせたかったが、妻と相談して休ませることにした。デニーズに行けず、息子を見ながら執筆することになった。

10:52

14,386 文字からスタート、15,386がゴール。結局、「パンケーキが食べたい!」と言い出した息子くんとデニーズに来た。今は息子くんが向かいでキャラメルパンケーキとフライドポテトをモグついている。この状態では集中できないので、4パートの文字数が問題ないか確認した。

A: 3,227 / 7,000
B: 7,913 / 7,000
C: 2,671 / 7,000
D:    656 / 7,000

Total: 14,467/ 28,000
残: 13,533

15:35

Dパートが書けてないのは、時間の問題ではなく、プロット上の「発端と結果」の「結果」(オチ)の部分がうまく作れてないからだ。自分で腹落ちしていないから、無駄になることがわかるので続きが書けなくなっているのだ。こうして数字にしてみると、過不足がわかって作業残量が見える化できる。希望の見つけ方が上手い。さすがプロのエンジニアである。

書き手としては、やはり自分にはプロットが必要だった。また、自分が納得するプロットを書くのが今は上手ではないことがわかった。マンガでたとえるなら、ネームが苦手で、ペン入れは上手いみたいな感じだ。

書く内容さえ決まっていれば、書く速さは相当早い方なのだと思う。これは良い発見だった。次に長編を書く時には、プロットの〆切を長めにしっかりと作って、毎日の執筆は短めのノルマ方式にすれば良い。

ともかく、プロットがまだまだ固まっていない事が発覚した。早急に今夜にでも編集担当(妻)に同席してもらい、なんとか仕上げたい。

100円でお題にそったショートショートを書きます。