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輝度・照度・明度・明るさ の違いを説明できますか?

輝度・照度・明度・明るさ・・・日常生活でも結構使いますが、その違いを説明できますか?

輝度

英語だとLuminance、単位はcd/m^2(単位面積当たりのカンデラ)
「ある面から特定の方向にどのくらい光が出ているか?」を表します。よって、ディスプレイや光源など発光している物の明るさ(光の強さ)を表す時に使います。

 計算方法は「色を科学する その④ 物理エネルギーを明るさに変換する不思議な数-V(λ)と683 lm/W」で。

照度

英語だとIlluminace、単位はlx(ルクス)
「ある面にあらゆる方向からどのくらい光が入ってきているか?」を表します。よって、部屋(の床や壁)の明るさを表す時に使います。輝度とは光の方向が逆ですね。

明度

英語だとLightness、単位はありません
「相対的&対数的な輝度」みたいな概念です。物体の場合、輝度はあまり意味を持ちません。なぜなら、「暗い部屋のごはんの輝度 << 明るい屋外のカラスの輝度」だからです(感覚はそうじゃない)。

また、暗いうちは明るさの変化を敏感に感じますが、そのうち変化を感じにくくなる特性があり、この特性は対数(Log)で近似できます。
マンセル表色系の明度「Value」もこれに当たります。

明るさ

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