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大学院入試は〇〇を手に入れるのに全力を注いでください

こんにちは。「大企業の善し悪し」です。

読者さまは大学院入試についてご存知ですか?

「大学入試と一緒ですか?」
全く違います。

私は横浜国立大学を卒業後、大学院入試を経て東京工業大学の修士号を取得しました。この経験で、大学院入試は大学入試とは全く異なる特徴があることに気づきました。

私は過去に、大学院に進学するなら大学を変えるべきとおすすめしました(詳しくはこちらの記事をご参照ください)。

他大学に進学するためには大学院入試は必須ですが、ある特徴を抑えることができれば、合格することは決して難しくありません

本記事では、大学院入試に合格するために意識すべきことについてお話したいと思います。

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0. お伝えしたいポイント

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まず初めに、この記事でお伝えしたいポイントをまとめます。

① 入試3~4ヶ月前までは情報収集、入試3~4ヶ月前から過去問を解き始める
② 大学院入試は「過去問の答えの情報」を手に入れるのに全力を注ぐ
③ 問題の解答をエクセルなどにまとめて検索できるようにする
④ 二次面接は「学部4年時の研究が0でも」通過できる。対策は一次試験を通過してからで間に合う。

1. 入試3~4ヶ月前までは「過去問の答えの情報」を手に入れるのに全力を注いでください

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大学院入試は大学入試と異なり、入試問題に関する情報が圧倒的に少ないです。特に、過去問の問題は大学のホームページに載っていても、過去問の答えの情報はどこにもありません。

そのため、受験勉強を始める前に「過去問の答えの情報」を手に入れることに全力を注いでください。これが手に入るか否かが、大学院入試の合否に大きく影響します。

過去問の答えの情報を手に入れる方法は、主に大学の先輩に頼るか、大学院の研究室見学です。頼れる先輩がいる場合には、先輩に情報を求めるのがベストでしょう。頼れる先輩がいない場合には、研究室見学で外部から来た大学院生に繋げてもらい、情報をいただきます(内部性に聞いても意味はありません)。

勉強期間については、一般的に大学院入試の場合は3~4ヶ月程度です。実際に私は4ヶ月の勉強で東京工業大学に合格することができました。
また、よく参考書の問題を解いて勉強する方がいますが、断言できます、参考書の問題は解く必要ありません。過去問をひたすらに解いてください。
大学院入試は過去問と同じような問題が出ることが非常に多く、参考書の問題が出る確率は非常に低いためです。

入試が8月なら、4月までに「過去問の答え」を集め、5月から勉強開始すると良いでしょう。

2. 問題の解答をエクセルなどにまとめて検索できるようにする

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過去問の答えの情報が手に入ったら受験勉強開始ですが、私がやってよかった勉強方法をご紹介します(非常におすすめです)。

それは「問題とその解答をエクセルなどにまとめる」ことです。

大学院入試は、大学入試と比較して範囲が狭く、過去問と同じ問題が出ることが非常に多いです。そのため、同じ問題が出たときの解答探しに時間を書けないために、エクセルにまとめておくと便利です。

実際に、私は「院試索引」というエクセルファイルに問題の内容と解答場所をまとめながら勉強を進めました。

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私は横浜国立大学と東京工業大学の2大学の大学院入試の過去問を10年分程度解きましたが、「院試索引」を利用することで頭が整理され、受験勉強を効率化することができました。

3. 大学4年の研究が0でも、1週間ほどの対策で二次面接は通過できる

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一次試験を無事通過したら、次は二次試験があります。

これは私の実体験ですが、大学4年時で所属した研究室で、私は大学院入試までほとんど研究活動をしてませんでした。

大学院入試の二次試験では、必ずと言って良いほど大学4年時の研究内容について聞かれます。

しかし、研究の背景さえ解答できれば二次試験は通過できます
二次試験ではそこまで深い質問はされないのです。
二次試験で見ているのは、人間としてきちんと受け答えができるか、などだと思います。

研究内容の背景は1週間もあれば解答できるようになりますので、二次試験対策は一次試験が終わってからでよいでしょう。

言い換えると、大学院入試は一次試験さえ通過できれば、二次試験で不合格になることはまずないと考えてよいです。

4. 最後に

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大学院入試は「過去問の答えの情報」が手に入るか否かが、合否の分かれ目になります。

大学院入試は情報が少ないため、どのように勉強を始めれば良いか悩む学生さんも多いかと思います。

この記事を読んでくださった受験生の皆さまには、是非「情報集め」から始めることをおすすめ致します。

情報が集まったらあとは勉強するだけです。勉強方法は人によって合う合わないがあると思いますが、本記事の内容は非常におすすめです。是非参考にしてださい。

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