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自分の仕事のアウトプットに、自分で値段をつける =自律するチームのつくり方=

「これからは個の時代だから会社員も稼ぐ力をつける必要がある」とか、「会社が短命になっているから いざというときのために備えておくべき」と、最近よく耳にします。

確かにそのとおりで、会社に長くいれば右肩上がりで給料が増えていく時代は終わりを迎えつつあると思います。

しかし、だからといって、多くの会社員は、具体的にどうすればよいのかわからず、労働市場における自分の価値を上げようと、自分が今している仕事や将来しようと思っている仕事とは関係のない勉強(語学学習や資格取得など)を始め、長続きせずに中途半端で止めてしまうか、目標を達成しても勉強したことを今の仕事に活かせていないのではないでしょうか。

或いは、何をすればよいのかわからないため、そのことから目を逸らして何もしない人もいます。

いずれのケースも、労働市場における自分の価値向上にはつながらない残念な状態を招いてしまいます。


そこで、まず、自分の仕事のアウトプットに、自分で値段をつけてみてはいかがでしょうか。

自分が客だったら、自分が経営者だったら、その仕事にいくら払うか。それを1年分積み上げたものが年収になります。

今の値段(=目の前の現実)を知り、そして、それを嘆くのではなく、それを起点として、仕事のアウトプットの値段を少しでも上げるためにどうすればよいのかを考える。結局、それが、労働市場における自分の価値(=年収)を上げることに繋がります。


これを、チームのメンバーみんなで日常的に行うようにすると、1人ひとりの市場価値も上がり、チームとしてのアウトプットも大きくなるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。


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