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【休職】20代の自分を褒めてやりたい件(積立定期)

適応障害で休職6ヶ月目の50代男です。

会社を休職中につき、休みの過ごし方や、気付いたことなどを日々ポコンと発信しています。

今回は、20代の自分を褒めてやりたい件について、です。

どういうことでしょうか。

あのとき始めていなければ今はなかった(かも)

何てことはない。
面白みも何もありませんが、「自動つみたて定期預金」のことです。

いつからだったかは失念しましたが、開始したのは入社1年目からだったと思います。
残高に数十万程度の残高ができた頃。
「思わず使っちゃう」を防止するため、何気なく始めたのが自動つみたて定期預金でした。

ちょっと無理して月々5万円を別の口座に移すだけ。
さほど高給取りではありませんので、赤字になる月もありましたが、そこはボーナスで何とかカバーです。

20代~30代は、特に節約も考えず、投資という考えすらなかった頃でした。
中古の安物の車に乗っていましたが、20代後半になって初めて買い換えた車は新車の4WD。これまでの人生で一番大きな買物でした。

その間もコツコツと、着々と月々5万円が別口座に入っていっていました。
積み立ての5万円は、元々なかったもの、という意識だったので、安月給なりの生活をしていました。

勝手に貯まっていきつつ、節約はせず

そのままほったらかし、というわけではありません。
数年続けて、ある程度貯まったとき、200万円分を引き出して、新たな定期預金として別口座に避けておきました。

当時は、投資とか資産運用という頭がなかったし、1990年代は定期預金の金利が下がっていた時代でしたが、2%くらいで預金した記憶もあります。

金利を気にするよりも、「手を付けないように別口座に分けておく」のが目的だったので、それでよしとしていました。

逆に、普通口座に残高がある以上は、必要以上に節約せず、欲しいものはバンバン買っていたような気がします。
本やCD、DVD、衣類などは躊躇せず買っていたし、バイクに乗っていたので、バイク本体はもちろん、ヘルメットやウェア、バッグなど、バイク用品にもお金がかかっていました。

ツーリングが趣味だったので、夏期休暇やGWになると、北海道や東北、信州などに1週間程度の旅に出ていました。
キャンプ用品もいろいろ買いそろえたので、それにお金はかかりましたが、その分は宿泊費などが浮いて、結果的には安上がりな旅になったりとか。

楽しみのためには、特に節約・倹約は意識していませんでしたが、毎月5万円の積み立て預金は「元々なかったもの」として手は付けませんでした。
この作戦は、自分の性格上、正解だったと思います。

今ならどうするか

今の時代は、つみたてNISAもiDeCoもあるし、銀行以外の会社が提供している「長期・積み立て・分散」の金融商品が多数充実しています。
当時、そういうのが存在してて、その情報を知っていれば、すごく増えていたと思われます。
私が現在20代なら、できる範囲でそれらの金融商品を始めてたと思います。

過去のことは仕方ありません。
5~6年前から始めたつみたてNISAやロボアドバイザーでも、かなり結果は出ているので、始めるのに遅すぎるということはないということでしょう。

20代のうちから月々5万円。年間60万円。
ずっと継続していたからこそ、現在の「原資」ができたと言えます。

休職している今、とりあえず当面の経済的心配が少ないのは、若い頃からの積み立てが効いていると思います。

ともかく、お金の面でいえば、特に深く考えていなかった20代の自分の選択を、褒めてつかわしたいと思います。


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