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明日結果が出るかもしれない

yoshiだ。


いままで、
「です」「ます」の敬語スタイルや
冒頭だけ敬語という中途半端なスタイル
「だ」「ある」の言い切りスタイルが
混在していて気持ち悪かったので、
今回からは「だ」「ある」スタイルで
統一しようと思う。


というわけで今回は

「明日結果が出るかもしれない」

という話をしていく。


諸君は何かに挑戦したことが
あるだろうか。

何かを頑張ってみたことが
あるだろうか。


頑張ってみたけど
うまくいかなかった。

頑張っているけど
なかなかうまくいかない。

ほとんどの人は
こんなふうに考えるだろう。

「頑張ってもすぐに結果が出ない」

それは正しい。

人生はそんなことばかりだ。


だがほとんどの人は
その次にこう考える。

「結果が出ていないということは
成長できていない」

残念ながらこれは間違いだ。

たしかに結果というのは
目に見えるものだ。

だから周囲の人はみんな
結果で判断する。

ツイッターで
みんなに認めてもらうには、
結果を出さなければいけない。

だが自分はどうか。

ほとんどの人は
自分のことさえも結果で判断しがちだ。

人は、目に見えないものを
理解することがなかなかできない。

目に見えない背中の筋肉は
ほかの筋肉よりも
鍛えにくいという話を
聞いたことがあるだろうか。

俺はこれをトレーナーに
教えてもらったとき、
「なるほどなぁ〜」と思い
鮮明に記憶に残った。

だが、成長は目に見えない。

どれだけ優秀な人間でも
どんな成功者でも
いま自分がどこまで成長しているか
なんてことはわからないものなのだ。

努力を続け、
ある程度のレベルまで達すると
「結果」として現れる。

そのとき初めて
我々は「成長」を実感する。

先ほども言ったが、

「結果が出ていないということは
成長できていない」

というのは間違いである。

結果が出ていなくても、
努力している限り
少しずつ成長はしている。

成長が一定のレベルに
達するまではわからないが、
達したときは
結果として見ることができる。

筆者のエピソードを一つ紹介しよう。


・・・・・・・・・・・


俺は学生時代、
勉強が好きになったときがある。
そのとき資格を取ろうと考えた。

その資格試験は
夏休みの終わり頃に開催される。

俺は夏休みを全部使って
この資格勉強をしようと考えた。

夏休みは、スマホの電源を切って
押し入れに投げ込んだ。

友人たちにはあらかじめ
音信不通になることを伝えておいた。

そして1ヶ月間、
朝起きて、勉強して、寝る
という生活を繰り返した。

俺が勉強していた資格は
4つの科目があった。
(第3種電気主任技術者というやつ)

俺はもちろん4つとも
合格するつもりで、
ひたすら参考書を読んでは
ノートにまとめて
過去問を解いた。

だが、その年は
1科目しか合格しなかった。

さて、単純計算をすれば
4科目中1科目しか
合格していないのだから、
進捗は25%だ。

これを聞いて諸君は

「じゃあ 25% しか成長していないんだ」

と思うだろうか?

「あと3ヶ月スマホ禁止して
勉強しないとダメなんだ」

と思うだろうか?

答えは「NO」だ。

俺は次の年、
スマホを禁止したわけでもなく
たかが数週間の
おさらいをしただけで
残り3科目に全て合格した。

1年目のスマホ禁止生活の時点で
「成長」は90%以上にも
およんでいたと思う。

ただそれが「結果」として
現れていなかっただけだ。

もしこれで

「こんなに頑張ったのに
俺は25%しか進んでいないんだ」

と決め付けて諦めていたら
非常にもったいなかっただろう。

この例はとてもわかりやすいが、
日常ではこんなことが
たくさん起こっている。

たとえば君がナンパをして
まだ結果が出ていないとしよう。

「なかなか番ゲができない」

「なかなかアポが取れない」

「なかなか合鍵がもらえない」

これは全て
目に見える「結果」でしかない。

きっとほとんどの人は
その「結果」を鵜呑みにして

「俺、全然成長してないや」

「成長といっても微々たるものだ」

「俺はいつまで経ってもダメなまま」

と言うだろう。

なぜなら「成長」は
見えないものだから。

目に見えるのは
「結果が出ている」か
「結果が出ていない」か。

つまり「0%」か「100%」か。

そう思ってしまうのも
しかたない。


だが、それは君の決め付けでしかない。

もし結果が出ていなくても、

君が声かけを続けているなら

君が番ゲを続けているなら

君がアポを頑張っているなら

そこには目に見えなくとも
「成長」している自分がいる。

1%でも、0.1%でも
確実に君は前に進んでいる。

1%〜99%までの
世界は目に見えない。

100%になったときに初めて
目に見えるようになるものだ。


土の中に種をまかれた植物は
地上に芽が出るまで
何もしていないわけじゃない。

土の中でも成長を続け
ついに芽が出たときに
やっと見てもらえる。

あと1日で芽が出るのに
諦めて植木鉢を
ゴミ箱に捨ててしまうのか?


君が結果しか見ずに
0%だと決め付けていることも、
実はもう99%かもしれない。


そう


次に声をかけた女が


ーー 合鍵をくれるかもしれない


ということだ。


もしかすると

あとひと声かけで
番ゲできるかもしれない

もしかすると

あとひと声かけで
童貞卒業できるかもしれない

もしかすると

あとひと声かけで
家が手に入るかもしれない


なのに諦めて
家に帰ってしまった
そこの君。


明日こそは必ず
「結果」を見せてくれ。


yoshi

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