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糖質による脳内麻薬について


こんばんは!栄養コンサルタントのYOSHIです😆

皆さん、糖質を摂ると、お腹いっぱいなのにもう少し食べようかなと思ったことはありませんか?

実は糖質を摂取すると脳の感覚が麻痺することがあるんです。

これが原因で体重増加してしまう人は少なくありません。

今回はその仕組み、解決策について解説していこうと思います。


原因

甘い物や炭水化物などの糖質は、脳のエネルギー源になるだけでなく、脳内麻薬といわれるβ‐エンドルフィンの分泌も促進します。

糖質を摂ると、幸せな気分になるのはそのためです。
糖質による快楽を覚えた脳は「あの快楽をもう一度」と、食事をした後だろうが、夜中だろうが甘い物や炭水化物を要求するようになるんです。


解決策

・そらし食べ

脳の暴走を抑える方法には「そらし食べ」があります。

例えば、チョコレートが無性に食べたくなったとき、一つだけ食べる予定がついつい何個も食べてしまう。そんなことありますよね?
しまいにはひと箱全部食べちゃうなんてこともあると思います。

と、このようにやめられなくなってしまいがちで、脳からの要求に従って際限なく食べてしまうことになります。

そこでおすすめなのが「そらし食べ」です。

チョコレートを食べる前に、ゆっくりチーズを食べる。

すると、チョコレートが食べたいと騒いでいた脳も、お腹の具合も落ち着いてきます。

脳の要求をそらしてうまく食欲をかわしましょう。


・咀嚼数(噛む回数)を増やす

前回の記事でも言ったのですが、咀嚼には、食べ物を嚙み砕き、胃腸での消化、吸収を助ける働きがありますが、それ以外にも「満腹中枢」を刺激し、食欲を抑える効果もあり、食事療法や肥満対策に役立つことがわかっています。

時間をかけてよく噛むことで脳の働きが活発になり、神経ヒスタミンの量が増えます。神経ヒスタミンは満腹中枢や交感神経を刺激し、脂肪細胞から分泌され食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌も刺激されると考えられています。

よく噛むことで食欲が抑えられ、満足感を得やすくなります。
食べ過ぎないように食欲をコントロールしましょう。


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