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10月頃、1口50万円の個人投資家向け投資ラウンドを行います(2回目)

こんにちは、株式会社アクシオンテクノロジーズ代表取締役の吉田拓史です。今回は弊社が今秋、二度目の個人投資家ラウンドを開催することについてお知らせします。

弊社は今年5月にビジネス計画に関するプレゼン資料を公開し、事業計画について説明するYouTube動画noteを公開しました。その後、個人投資家の方々に投資を募りまして、おかげさまで、8月上旬の登記完了をもって、個人からの投資を約800万円集め、累計約1,100万円に達する見込みです(登記完了後にプレスリリースを出します)。詳しくは弊社のIRページを御覧ください。

これをもって個人投資家ラウンドを終え、中期的にはファンドや企業からの資金調達を行うことを計画していましたが、その後も個人投資家の方々から多数の引き合いを頂いていることから、10月〜11月頃に再度、個人投資家ラウンドを行い、事業拡大をしていく方が弊社と株主にとって有利であると判断しました。

現在、世界には空前のベンチャー投資ブームが到来しています。しかし、日本は蚊帳の外です。日本のベンチャー投資の規模は小さく、世界三位のGDPに見合わないものであり、そこでは独特の商慣行が採用されています。2017年夏からの4年間のベンチャー村の旅は、この小宇宙がはらむリスクを知るのに十分な情報を与えてくれました。

当事者である私の視点からは、ベンチャー村は日本の新規産業創出のボトルネックになっている可能性すらあるように見えます。この問題については別途、ブログで詳しく説明することにしましょう。

調達後の事業プラン

調達の資金はAxionのユーザー獲得のために利用します。

弊社の事業の特徴は、アセットライト(必要な資産が少ないこと)であることです。弊社が扱うデジタルメディアは原価が非常に薄いです。また必要な人員は主にエンジニア、コンテンツクリエイター、コーポレート(経理など)の三つに集約されます。中期的には大きなオフィスを持つ計画もなく固定費が大きく増える予定はありません。

次にサブスクリプションによって毎月安定した売上を得られるビジネスモデルも重要な特徴です。サブスクリプションは収益予測を容易にし、事業戦略の策定とファイナンス計画という骨の折れる部分に関しても一定のフレームの中におさめてくれます。

この2つによって駆動する弊社のビジネスの核は、利用者のユーザー体験にかかっており、それは主にコンテンツとプロダクトによって達成されます。与えられた資金はコンテンツとプロダクトの2点に注がれるでしょう。その結果、弊社の製品にフィットした利用者を集め、将来的な有料購読ユーザーへの転換を目論みます。

それ以降の資金調達のプラン

ベストシナリオは個人投資家ラウンドを繰り返した後、ファンドサイズが桁違いの海外プレイヤーと取引することだと考えています。デジタルメディア業の我々は成長に必要なカネが他業種に比べて少なくて済む可能性があるため、個人投資家ラウンドの資金だけでの成長は非現実的な選択肢ではありません。

セカンドベストは、ベストシナリオの合間に日本の投資家・企業との取引を挟むことです。弊社は4年間の厳しい旅路の中で日本のベンチャーキャピタル業界/IT企業の多くの部分とは取引が不可能であり、利害関係が一致していないと判断しました。このスクリーニングを踏まえた上で、利害関係が一致し、一定のマナーを持つ独立系やCVC、金融系、企業の少数派集団とは交渉を行いたいと考える可能性があります。ただし、これには、日本市場で一般的な既存株主を傷つける可能性がある過酷な契約条項を伴わないことを前提とするという留保が付きます。

取引プロセス

取引の開始から終了まで1ヶ月を想定してます。弊社と投資家の間で契約書を締結し、資金を払い込み、法務局に登記するのに要する時間です。ただ、投資家の方は、契約書を締結して払込を終えれば、以降は弊社による処理を待つだけでスムーズです。

今春の個人投資家ラウンドの経験を通じて、弊社は個人投資家から広くお金を募る手法を洗練させることができました。当初は不慣れな作業のため、まどろっこしい思いをさせてしまったかもしれませんが、現在は滑らかな流れを確立しており、法的な安全性も担保していると自信を持っています。

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事前登録はいかがでしょうか?

秋のラウンドに向けて事前登録を募っております。事前登録者には優先的に投資ラウンドの案内を差し上げます。登録は以下のGoogle Fromからメールアドレスだけの記入で済みます。登録には義務は一切ともないません。

現時点での投資の検討材料には、下記のリンクとIRページを参照ください。今後もnoteYouTubeTwitterでIR情報を追加していきます。具体的な日程は来月以降に決定します。追ってお知らせします。

創業者/代表取締役の吉田のプロフィル

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