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Step#165|思いを馳せる時間を持つ。


日航機123便の墜落事故から
今日で37年です。

事故が起きた時は5歳でしたので、
当時の状況や報道の様子は、
記憶に残っていませんが、

夏に慰霊登山の様子が報道される度に
事故のことが気になり、
ずっと関心を持っていました。

その後、映画「クライマーズハイ」や
山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」などで
事故の惨状や現場の凄惨さについて、
見聞を深めました。


日本航空の安全啓発センターへ
足を運んだことがあります。
モノレール「新整備場」駅から
徒歩2分くらいです。

筆舌に尽くし難い遺品が
数多く展示されています。

日本で生活していると、
8月は広島、長崎慰霊や
終戦記念日などを通じて、
過去に思いを馳せる時間が
生まれます。


様々なことに不満があっても、
衣食住が満たされたフツーの
生活が送れていると、

営々と受け継がれてきたものを
忘れてしまいがちですが、
当たり前ではないことを
胆に銘じておきたいです。

あなたが虚しく生きた今日は、
昨日亡くなった人が
あれほど生きたいと願った明日だ。

(趙昌仁氏著『カシコギ』より)

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