見出し画像

Step#29|『革命はいつも、たった一人から始まる』を読んで

先日、組み手を行った中村聖智さんに
ご紹介いただいた藤原和博さんの著書
『革命はいつも、たった一人から始まる』
読みました

藤原和博さんは、元リクルートのフェロー
2006年から5年間、初の民間校長として、
杉並区立和田中学校の校長を務める

その後は、奈良市立一条高校の校長などを務め、
現在は教育改革実践家として活躍中

備忘録も兼ねて、気になる言葉を残します


「いい商品」や「いいもの」が無限に似てくる

スマホを猛烈に利用しつつ、
意識のどこかではスマホとの距離を
保たないとあなたも似てきてしまう

その証拠に、
満員電車でスマホを操作している
若い人たちの表情を見てみると、
すごく似てきている感じがする。

そういうインデペンデンスが
非常に大事ということを覚えて
おいてもらいたい。


思考実験している暇があったら、まず動くべし。

これまでの経験からして、
即行動を起こすことで
掴んだもののほうが多かったからだ。

一種の経験主義、「経験値」至上主義である


「YES」から入るタイプの人は、
どう実現するかを前提に考えていく。

もちろん、
成功するか失敗するかはわからないが、
まずは動き出してみるのである。


私は、
自分のアンテナに引っかかる人に出会うと、
その人を深掘りすることにしている。

どういう風に育ったのか、
どうして今のような人間になったのか、
興味がある。


あなた自身も、
FacebookやInstagramを気にしすぎて、
ちょっといいなと思う他者に似た
生活パターンを知らず知らずのうちに
選択してしまってはいないだろうか?

私は、超ネットワーク社会が進むと、
この傾向はさらに進み、
気を付けないと、
物も人も無限に似通ってくると考えている。

「中心化」されないためには、
ときに超ネットワーク社会から
自らを隔離して「正気を保つ」ことが必要。


強烈で十分に説得力のある(納得できる)
ビジョンを持って諦めないで進んでいくと、
必ず必要な手段が向こうから寄ってくる。
そんな気がしている。


人生の後半戦にも通用する幸福の「タネ」は?

なんでもいいから「現役」であること

自分が「成長」している実感があること

会社や役所のような勤め先の組織とは別の
「コミュニティ」における居場所が
確保されていること


途中、読んでいて、
「藤原さんだから、出来たんでしょう!」と
思う場面がありましたし、
藤原さん自身もこの点を否定してはいません。

ですが、藤原さんの行動を分析すると、

考えながら、猛スピードで動く
困った時に、誰彼構わずに相談する
出会った人たちとの縁を大切にする
化学反応しそう人たちを繋いでいく

ということの積み重ねを
誰よりも行っているんですね。

特に大人のランドセル「emu」は
買おうかなと思って、奔走した記憶があるので、
非常に肌感覚で感じられる本でした。

中村さん、ご紹介いただき、
ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?