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Step#39|勉強は「10分✖️1回」ではなく「1分✖️10回」がいい


この10年間、
受験勉強の合間に読んできた本は、
自己啓発や勉強方法に関する本ばかりです。

試験に落ちたら、自己啓発本を読んで、
「下を向いている場合ではない!次だ!次!」

勉強が捗らなければ、勉強法の本を読んで、
「こういう方法があったのか!?」

と自分を鼓舞してきました。


昨晩、
合格体験記をパラパラとめくっていたら、
当時のことを思い出し、
どれも自分にはしっくりこなかったなぁと思い、
理由を考えていました。


著者はもともと勉強ができる
(超進学校出身者ばかり)

「落ちこぼれ」などと謙遜していますが、
やっぱり「地頭」や「容量」が違うので、
眉にツバをつけて何回も見なければならないですね。

また、改心すれば、
全国屈指の環境で
すぐに勉強に励むことができるのも
大きいです。


体験記を読んでいたら、
「絵を書く」「自分で自分に授業する」といった
記述をしている方が散見されましたが、

なかでも、目を引いたのは、
「10分✖️1回」ではなく、
「1分✖️10回」を心がけて勉強しよう!
という体験記です。

「覚える→忘れる→覚える→忘れる・・・」の
間隔を早くして、脳に頻回の刺激を与えます。

確かに、これは
記憶や学習の素過程である
「長期増強」が養われるので、
非常に理に適った勉強法です
(編入試験対策で習いました)

常に覚えたいものを小さなメモ帳に書き記し、
電車を待つ時間、トイレに行く時などに、
呟いたり、想起を反復することで
後々になって、とても効いてくるわけですね。


余談ですが、合格者の中には、

時間とお金を捻出するために、
週末業務スーパーに行き、
1週間分の食材を調達し、
自炊して、全て冷凍し、
同じ物を食べ続ける方もいました(笑)

勉強以外のことに頭を使わないよう、
「自動化」しているんですね。

こういったエピソードが
一番臨場感があって、
自らを鼓舞する材料になります。

改めて、努力や工夫は
無限であることを思い知った次第です。

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