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Step#455|誰かにちょっと負けているなあと思ったときは、だいぶ負けている。


●哲学(島田紳助、松本人志著)

「僕らの漫才は、紳助竜介は、
もう終わったんだ」と。

その日からずっと、
僕はいわば死に場所を探していた。
往生際の悪いことだけはしたくなかった。

ただ、いつどうやって辞めたらいいか、
そのふんぎりがつかなかった。

そういう僕に、
引導を渡してくれたのが
ダウンタウンだったのだ。

正確にいうなら、
もうひと組、
サブローシローも
その役割を果たしてくれたのだが。

(中略)

人間、誰かにちょっと
負けているなあと思ったときは、
だいぶ負けている。

だいぶ負けているなあと思ったときは、
もうむちゃくちゃ負けているものなのだ。


それで、その日のうちに
僕は吉本興業の本社へ行って、
引退することを告げたというわけだ。

『哲学』p56〜57から引用


1秒で決める人と
1日で決める人の差は1440倍
(古市幸雄)

自転車と新幹線の
速度差は、わずか20倍
(孫正義)

事実と自分の認識が
ズレていることは往々にしてあります。

ズレを正確に計るには
「数字」が便利です。

過去の経験や価値観に
引っ張られないよう、

事実と希望的観測が
違うことを肝に銘じて
おきたいと思った次第です。

●今日の一歩
誰かにちょっと負けているなあと
思ったときは、だいぶ負けている。
だいぶ負けているなあと思ったときは、
もうむちゃくちゃ負けているものなのだ。

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