男性教員育休のすすめ#10 立つ鳥跡を濁さず【育休前】
今回は育休前にやることについての記事のラストになります。
立つ鳥跡を濁さずという諺があります。
去っていく者は、跡が見苦しくないように始末してから出立しなくてはならないという意味の諺ですが、この諺の意味の通り、育休に入る前にきれいな状態で育休前最後の出勤を終わらせる必要があります。
まずは、自分の私物についてです。
この記事でも書きましたが、常日頃から自分の身の回りのものを減らしておくことで、仕事の生産性は高まっていきます。
そうはいっても、たくさんのものに溢れてしまうのが、教員あるあるではないかなと思います。
ですので、育休に入る1週間前を目処にして、身の回りをきれいにすることに本腰を入れましょう。
当たり前のことですが、自分の使っていた机やロッカー、教室などは、次に来る方が使用することになります。次に来た方が気持ちよく使用できるように、きれいな状態にしておく必要があります。
長年使用している場合は、物をなくすだけでは十分でなく、最後にウェットティッシュなどで拭き上げを行うことで、完璧な状態へと仕上げることができるのではないかなと思いますので、ぜひ実践してみて下さい。
もう一つ、大切だと思うことがあります。
それは、自分やその身の回りの一部の人しか知らないであろうことを、職場に残る方に伝えておくということです。
教員の仕事というものは、人の目につかない仕事というものもたくさんあるのではないかなと思います。
そんな仕事をやっている人がいざいなくなると、「あぁ、、あの人がやってくれていたのか」となるケースが少なからずあるのではないでしょうか。いわゆるごんぎつね状態ですね。
自分や身の回りの一部しか知らないであろうことを、自分がいなくなる前に誰かに伝えておくことで、自分がいなくなってからも、職場が円滑に回るのではないかなと思いますので、片付けと並行して行ってみてください。
ただ、自分が担っていた仕事の中で、この仕事は無くなっても誰も困らないであろうと判断した仕事は、あえて誰かに伝えずにしておくことも一つの手かなと思います。
やるべきことが増えすぎたこと学校現場は、仕事をスクラップすることも大切な業務であると、私は考えています。
次回からは育休中に行うこと、意識するべきことについて、現在考えていることについて書いていこうと思います。
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