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あの素晴らしい自由をもう一度

 「ミュージカルは脳の活性化にいい」とのことで、年始からミュージカル映画を見ました。

 オズの魔法使い
 チキチキバンバン
 サウンドオブミュージック
 パリのアメリカ人
 雨に唄えば
 王様と私
 メリー・ポピンズ

 愛のままに、夢のままに、好奇心のままに、表現し生きるって素晴らしいですね(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+
そして、心に響く素晴らしい音楽!!

 特に「オズの魔法使い」「メリー・ポピンズ」は、子ども向けかと思いきや大人が見ても示唆に富む、はっとさせられる内容でした。

オズの魔法使い
「ないと思ってるものは、実は持っている。知恵、勇気、心」
家に帰りたいドロシーはライオン、ブリキ、かかしと旅に出ます。仲間たちは自分にないものを探しますが、実は必要なものはすでに持ってるんですよね。気づいてないだけで。


メリー・ポピンズ
名言がたくさん!
「仕事でも、楽しいところを見つければ、遊びになる」「一匙の砂糖で苦い薬も飲める」
「何事もほどほどが1番」
「簡単なことを、難しくするのね」
などなど。

 子どもの頃は、空飛ぶ魔法の話だと思っていたけれど、
「家族の再生」の話でした!
規律を重んじ、仕事一辺倒の父親のせいで家は暗い。母親は女性参政権運動に夢中で、子どもたちは愛情不足。
 そこで乳母兼教育係のメリー・ポピンズが現れ、魔法を使って子どもたちを楽しませます。
 親の価値観が変わる出来事が起き、父親が救われることで子どもたちが救われていきます。
 そして、親がまっすぐに子どもたちに愛情注ぐようになるとメリー・ポピンズは去っていきます。
 どんな魔法より、子どもたちにとっては親の愛情が大切なんですね。
 こんな深い、名作だったとは。

 爆笑したのは、父親の勤め先の銀行員たちが鳩に2ペンスの餌をあげたがってる子どもたちに「鳩に餌をあげて何になる!銀行に2ペンス預ければ、預金が増える!」と力説してたシーンです。
 子どもにとっては、「お金が増える」なんて概念の世界のことより、目の前の鳩を愛することのほうが大切なんですよね。
 子どものままでは社会を生き抜けないけれど、子どもの頃の気持ちや感覚は忘れてはいけないなと思いました。

 子どもの頃に観ていたものをもう一度観ることで、あの頃のわくわくした自由な気持ちを思い出しました。
 
 社会の周りの価値観も後先も関係なく、行動することでわくわくしてたあの頃を。


 

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