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ヨガはなぜ生まれたの〜南インドアシュラム体験記③〜

 アシュラムでは朝晩、グループ瞑想の時間があります。 

 お堂に集まると、前に先生たちが座っています。

 まず、グループチャンティング(集団でお経を唱える)。
 先生が「オーム」と言うと、わたしたち生徒が輪唱で追っかけて言う。
 次に、静かな瞑想。頭の中を無思考にすべく、考えが浮かんだら棚上げ、棚上げ、、、

はっ!!
足が痺れた…!!

さっきのグループチャンティングから、けっこう長めだったから…⁠(⁠(⁠◎⁠д⁠◎⁠)⁠)⁠
 日本では、「人間の脳の集中力さ15分が限度、だから一本の瞑想は15分。」と、超合理的効率主義の師匠の下で瞑想してたわたしにとって、このインドの長い瞑想はなかなかきつい、、、

 「ヨガは瞑想から生まれた。瞑想していると足が痺れるからポーズを組み替えた。」
という言葉を思い出しました。

 たしかに、こんなに長い瞑想なら、ポーズを変えて血流良くする必要がある!ヨガが必要だ!
と実感しました。

 日本では、ヨガはフィットネス産業に分類されると思うけれど、インドにいると瞑想からたしかに生まれたのだと、感じることができました。

 

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