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炎上必至!?⑦「様々な依存症は治る!」そう言い切ってみたらどうなる?

依存という言葉自体、物凄く病的な意味に捉えてしまう人がいますが、
今、現代という時代に生き、文明の中にいる僕等は様々な事に
当たり前に依存しています。

電気、ガス、水道・・・なくては生きていけません。

猛暑続きで、エアコンに依存していますし、

スマホ、YouTube、TV・・・

もっとわかりづらいのであれば、パートナーや子供達・・・
依存せずに過ごせてる方はそれはそれで妙ですよね?

つまり依存は決して悪いわけではない。

だけど、問題視される事がある。

その違いは・・・

日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに悪影響を
及ぼしているにも関わらず、特定の物質や行動を
やめたくてもやめられない状態。

厚労省はこれを依存症の定義としています。

つまり、

日常生活に支障が出るような依存は良くないよね!

って事です。

そして、

自身の意思だけではどうにもならない!

っていうところを強調されてる医師は多いのが現状です。

毎晩行われる追いかけっこですw

なので、依存症の治療にも他の病と同じように
投薬治療は第一に挙げられています。

しかしながら、

投薬だけでは完全に解消されない!

それを患者側が知っておくことはとても大事です。
医師がそう誘導してくだされば良いですが、
炎上必至!?⑥「聴覚過敏症は治る!」そう言い切ってみたらどうなる!?
この時にも少々話しましたが、他の病との併発などがあったり、
また他の病の方が目立ってしまっていて、
そちらの治療が前以て行われていると、

医師の方から依存の治療に関しての
投薬以外のアドバイスが全く出ない・・・

なんてケースが実際に多くあります。


自分で自分自身に必要な事を知っておくってのは
とても大事なんです。他者任せでは運勝負にもなってきます。


そもそも依存症って何故起こるのか・・・?
それを知る事が必要な事を見つける為に有効になります。

多くの依存症、もしくは依存傾向の強めの方のお話を伺っていると・・・

例えば、お酒なら・・・
「飲まねぇとやってられねぇよ!!!」なんて言いながら
飲んでいる光景なんて目に浮かぶと思うんですが、

多くの方は日常的にストレス状態にあったり、孤独や、不安が
常に付きまとってる様子があったりするように思います。

つまり、

アルコールはそれらを解消する手段になっているんですね。

薬物など精神的に依存してしまうものはそういう感じで
「それをせねばいられねぇよ!!!」という状態から
スタートしてる方が多いような気がします。

なので、

「そうせねばいられねぇよ!」という
状況を打開する必要があるって事です。


孤独感が強かったり、自分を認めてくれる存在が
社会に皆無だと思っている方の場合、

少しでも優しくしてくれた。

少しでも仲良くなれた。

それだけの事で、そのたった1人の存在に
強烈な依存をしたりする事もあります。

なので、

孤独感の解消は絶対的なテーマになって来るんですよね。

その人でなきゃ解消できない!って思い込みの払拭と同時にです。

依存症治療において、薬物などの物質であろうが、人間関係であろうが、
また自傷や買い物、摂食障がい的な何かしらの行為であろうが、
最も有効と言われてる治療は・・・

ピアという【仲間との出逢い】です。

自分と同じ境遇。自分と同じでありながらも頑張れている先駆者。
また自分と同じでありながらしっかり解消の道を歩んでる仲間。

そんな存在との関わりはとても大きいと言われています。

カウンセリングによる自己理解。
そして、二人三脚での認知行動療法。
更に、ピアとの日常的な交わり。

これが依存症の改善の為に絶対です!

全て、僕の施設で出来る事ですけどね・・・。

最後に、冒頭書いた現代における解釈のアンチテーゼを打ち立てます。

自分の意思だけではどうしようもない・・・

確かにそうかもしれませんが、

本気で自身の意志として、依存症をなんとかしたい!
と思っていただく事は絶対です。

それが無くては改善は絶対的に無理です。

そういう意味では

ご自身の意思次第です!

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