流石4歳児!BEST5!①普通じゃ無い使い方で遊具を遊ぶ!
「コラッ!そっちは逆でしょ!」
「ほら!みんなの迷惑だから止めなさい!」
滑り台を逆から登ってみたり、
みんながブランコ漕いでる横でブランコ振り回してみたり、
本を飛島みたいにして遊んでみたり、
親がやって欲しい事だけではなく、止めて欲しい事も多々やる4歳児。
頭ごなしに叱り飛ばしては・・・
残念ですが、子供の発達が見えていない親になってしまいます。
脳の基本的な発達は6歳までで完結すると言われ、
この時期の脳機能の発達はとても大きな事なんです。
一部始終、やっている事に意味があると捉えられる事がとても大切です。
流石4歳児!BEST5!
①普通じゃ無い使い方で遊具を遊ぶ!
冒頭の様に思わず注意したくなってしまうところなんですが、
この親の思うところの「普通」っていうのが何故大切なのか・・・
突き詰めて考えてもらうのもとても大事です。
ルールを守れない子になると何故いけないのか?
正しく玩具を使ってもらいたいのは何故なのか?
遊具をふざけて使うのは何故いけないのか??
それぞれの疑問をしっかりと解いた上での注意ならば
子供に伝わるべきものがハッキリしているので悪くないところですが、
今日の記事で理解して欲しいところは、やはり、この行動の意味。
この時期の子供達の行動には全て意味がある。
って事なんです。
ジャンプしまくったり、暴れまくったり、叫びまくったり、
自身の身体の発達にも喜びを感じている4歳児。
更に言えば、内側の発達として他者を意識する事も
かなり出来るようになってくるので、
恥じらいや、照れ、誤魔化しなども増えて来ます。
この行為は、
他者との関わりの中で自身を保つための
自己顕示の意味合いがあるとも言われています。
遊具の遊び方を普通じゃ無い形で行う事も
自分にはこんなに出来るんだぞっ!
他の子と違うんだぞっ!
の現れと考えたならば、注意の仕方が変わってきますよね?
身体の発達を喜んでの行為だとするならば・・・
ほら!見て!こんな事も出来るんだぞっ!!
凄いでしょ!見て~!!!
だとすれば・・・
今までの接し方は本当に良かったのかな?
親側が気にしてあげるべきとこが変わってきますよね?
今までやってたことを急にやらなくなったり、
飽きやすくなったりする事も4歳児ぐらいだと起こりやすくなります。
これも好奇心がどんどん広がっていくからと言われてますが・・・
この時期に親が手を離し、口だけ出してるような状況になると
広がる好奇心の邪魔になってしまうという話もあります。
<第196話>子供の行動原則!
色んな場面で子供の行動原則について話してきましたが、
やはりここは忘れてはいけませんね。
どんなに手が掛からなくなってきても、
子供の行動原則は忘れずに、
みっちり付きっきりは要らないかもしれないけど、
手は決して離さずに・・・そんな時期です。
子供の発達を見守る親の姿勢が大事になります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?