見出し画像

NPD被害者は、生活の中に休止符を

NPD(自己愛性パーソナリティ障害)、もしくはモラハラ夫(妻)が近くにいて、その被害に遭ってしまっている方は、自覚なく常に緊張状態が継続しています。
体は疲れを感じていなくとも、実は精神的にとても緊張を強いられています。不安な状態が常に続いているのです。
その状態のまま、仕事や家事等を続けていくと、より一層、緊張が高くなり、適応障害や鬱などの症状を引き起こすことになりかねません。
実際私は、適応障害と鬱から、コロナ禍を経て「強迫性障害」を発症してしまい、現在治療中です。
緊張状態にあるまま、休むことなく突っ走ってしまった結果でした。
ようやく意識して気持ちを休ませる時間を取れるようになりました。

自覚のない緊張の連続から、モラハラが起こることによりさらに緊張を強いられてしまい、追い詰められていくのです。
その緊張を、うまく緩めていくことが、安定した精神状態を保つために必要です。そのため、意識して休息を取っていくことが、とても大事なのです。

休息を取る必要があることに気がつかないのはなぜか
それは、体が疲れをほとんど感じていないからではないでしょうか。
NPDやモラハラの被害に遭われる方というのは、そもそもが真面目で思いやりがあって、人に尽くしてあげたいという気持ちを持っています。
なので、何か頼まれたり要求されたりすると、やらなくちゃとか急がなくちゃと、使命感のようなものに駆られ、常にアドレナリンが出ている状態となります。
ですが思っている以上に、精神的にはギリギリの状態にいます。
なのでできる範囲で、まめに心に休息を与えていく必要があるのです。

相手のために行動していた時間を、自分の心をよく観察していくことに使っていき、自分の気持ちを感じていくと、緊張が加速したということが、はっきり分かってくると思います。
また、想像以上に、緊張している状態が多いことに驚くかもしれません。
NPDやモラハラの被害に遭われている方の多くは、始めは緊張状態に自分で気がつかないでしょう。
なので、例えば1時間に1回、午前と午後で1回づつなど、なるべく定期的に椅子に座り飲み物を取り、自分のための時間を取ること、深呼吸をする時間を作っていくことを、ぜひ生活の中に取り入れていただきたいと思います。

NPDやモラハラ夫(妻)は、息も絶え絶えな弱い獲物を狙い、攻撃のチャンスを伺っています。
こちらが安定した堂々としている状態にあると、獲物とみなされなくなり、ターゲットからはずれていくことも可能となっていきます。

ぜひ、こまめな休息で、生活の中に休止符を取り入れていってください。
意識をして緊張状態を緩め、安定した状態を継続させていくことは、自分を守ることにつなげていきます。

3分5分でも、仕事や家事の合間を見つけ、テーブルに、好みのお茶とお菓子を並べ、椅子に座りましょう

安心感を得ていくことは、人類が持つ本能的な行動なのだそうです。
こちらの記事にその詳細がありますので、ぜひご覧ください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?