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苦しみを生むもの

他人の言葉に傷つき心が痛む。
他人の言葉に
意味をつける私の価値観。
これは単なる思い込み。
思い込みが自分を苦しめる。

人の心の仕組み
簡明だが変えることが難しい。
何処かの国の
成文硬性憲法のようだ。

様々な人の自我による
さまざまな解釈と運用方法。

解釈は異なる価値観を生む。
解釈の数だけの思い込みがあり
人の思い込みは争いを生む。

七十七億の思い込みは
苦しみの種を創造しては飛散する。

人の心は知らず知らずのうち
誰も気づかないかのように
思い込みという価値観に拘束される。

自我は価値観という名の
思い込みと同一化している。

自我はありのままの現象に
都合のよい解釈をつけたがる。

他人の他愛ない言葉に
自我の思い込みという価値観を付着させる。

付着した思い込みは
新しい苦しみという現実を創造する。

自我の本質とも言える分離意識。

分離意識は他者との違いを強調して
自分に都合のよい解釈を創造する。

解釈が自他を分離するとも気づかずに。

自我は妄想する
期待は失望へと変わる。

失望は否定を生み
見たくない現実は
相手の言葉を否定する。

相手の想いを否定する思念は
いつしか自らの心に刺さり血を流す。

違う、そうじゃない。
刺さった言葉は怒りに変わる。

吐き出してしまうと
倍返しの痛みが返ってくる。

吐き出されなければ心に沈積する。
沈積した感情は
新たな思い込みをつくり
価値観を創造し自縄自縛の種となる。

吐き出した感情という言葉。
投げかけた怒り
返ってきた怒りは
心を荒涼とした景色に変える。

みんな自分では分かっている。
無意識では分かっている。
他人に言葉にされると胸に突き刺さる。

自分のできないことを
自分で責めてしまう気持ち。

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自責の念が
他人の他愛ない言葉に意味をつける。

苦しみが創造される。

自分を咎めている気持ち

自分を責めている気持ち

先ずは見つけてみよう。

見つけたら
自分ができる範囲の言葉に変換する。

怒りを返さない。
眼の前の人を笑顔にしよう。
人に喜ばれる存在になろう。
頼まれごとは笑顔で受けよう。

何かに書きとめておく。
毎日ながめていると意識が変わる。

少しずつ意識は変わる。
今まで何十年も
違う価値観でやってきたんだ。
いろいろ精算に時間はかかる。

いつかは変わりだす。
根気よく自分を信じて進んでいこう。

他人の言葉や態度は気にしないことだ。

相手には相手の都合や考えがある。
認めたくない現実があるかもしれない。
手放せない何かがあるかもしれない。

ぬるま湯に浸かっていたいのかもしれない。
疲れているだけかもしれない。
ただ虫の居所が悪くて
八つ当たりをしているのかもしれない。

それは甘えだが許してしまおう。

とにかく自分を一番大切に。
自分を大切にするために意識を変える。
意識を変えれば
他人の言葉が気にならなくなる。
我慢するのではない。

自らの意識を昇華するのだ。
相手の気持ちを想う心があればよい。
正解など誰もわからない。

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