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大寒の夕空

人は一度は叩かれる

そう書いて命と聴いた

物分かりが悪く

要領も悪く

記憶も良くなく

おまけに手先も不器用だ

何度も叩かれ社会の底を舐めて

戻って来ても要領は悪かったままだ

こんな俺でも生きていられるんだ

有り難いことだなと空を見ていたら

大寒の青い雲が笑っているような氣がした。

大寒の南の空

※漢語辞典では命は口+令です。
※いのちの語源は息の力、自らの心の力
息吹の力、生きる氣の力、息の内と言われています

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