見出し画像

会社を辞めてどう変わった?① 〜 睡眠のこと 〜

◾️はじめに

55歳で会社を早期退職し、ちょっと早めの不労生活に突入してからおよそ2年ちょい。働かない生活にも徐々に慣れてきました。
朝慌てて飛び起きることもなくなったし、日曜日のサザエさんをみてさみしい気持ちになることもなくなりました。

ここでは、会社員時代と比較してリタイア後の生活がどのように変わったかを少し書いてみたいと思います。
まずは、人間に最も欠かせない「睡眠」についてです。

◾️会社員時代の睡眠時間

私は某大手ゲーム会社にデザイナーとして25年勤務しました。世間一般のゲーム会社に対する印象はわかりませんが、私が勤めていた会社は福利厚生もしっかりしていたし、働けば働いただけ残業代も出ましたのでブラックというイメージはありません(だからといって不満がなかったわけでは全然ないですが)。
仕事はそれなりに忙しく、通勤時間もドア2ドアで1.5時間ほどかかったので、平日の帰宅時間は0時を過ぎることは当たり前でしたが、それでも、始業時間が10時と他の一般の会社よりも遅かったので、なんだかんだで睡眠時間は5〜6時間ほど確保できていたと思います。
納期が近くなると会社に泊まることも時折ありましたが、仮眠室がありましたので、翌朝まで仕事というよりは通勤時間を仕事時間に振り替えてその分長く働くという感じで、完徹することはめったにありませんでした。

◾️退職してからの睡眠時間

退職後は週4〜5回ジムに行くなどしていますが、バイトや副業などもせず、基本的にはのんびりと過ごしています(退職後の生活については機会があれば後日書いてみたいと思います)。
寝ようと思えばいくらでも寝ることができる環境ではあるのですが、ある程度自分なりの睡眠サイクルのようなものが見えてきました。こちらについては後述したいと思います。

◾️退職前後の睡眠時間比較的

私は普段Apple Watchをつけたまま睡眠をとるので、iPhoneアプリのAutoSleepで睡眠時間を大まかに把握することができます。
退職直前の3ヶ月間(2021年10月〜12月)をみてみると以下の画像のような感じでした。

2021年10月
2021年11月
2021年12月

睡眠時間に応じてセル(?)の色が赤〜緑に塗られています。
平日はおよそ赤色(睡眠時間が6時間未満)、休日が黄色か緑色(睡眠時間が6時間以上)と言う感じで、平日の睡眠不足を休日に補っている感じです。
今気づきましたが、12月24〜25日が空白になってますね・・・。あまり記憶にないですが、流石に退職間際のクリスマス時期に完徹はしていないと思うので、単にバグかApple Watchをつけ忘れて寝たのだと思います。

一方、退職直後3ヶ月間の睡眠時間は以下の画像の通りです。

2022年1月
2022年2月
2022年3月

目に優しい緑色から黄色ばかりで睡眠時間がたっぷりとれているのがわかるかと思います。というか、寝すぎですね。退職後3ヶ月間は会社員時代の睡眠不足を取り返すかのように寝ていました。
2月17〜18日がなぜ赤いのか調べたところ、旅行中であまり寝ていなかったようです、子どもかって。

◾️体調の変化

会社員時代にはいつも脳みそに薄皮一枚かかっているような慢性的な睡眠不足状態で、たびたび頭痛にも悩まされていましたが、会社員を辞め、睡眠をしっかりとるようになると頭がハッキリして気分的にも良くなったように感じますし、頭痛に悩まされる頻度もかなり少なくなりました。
朝起きると大体わかるんですよね、その日に頭痛が発生するかが。
朝起きて、頭痛のタネのようなものが頭の中にある感覚があり、そういった日はたいてい昼過ぎぐらいから頭痛に悩まされていました。

会社をリタイアしたことで睡眠時間を確保できるようになったということはもっとも大きなメリットだったと言えるかもしれません。

◾️現在の状況

会社をリタイアした当初は8時間以上寝ることが多くありましたが、リタイアから2年少し経った今では、睡眠時間がおよそ6〜7時間で落ち着きました。
年齢のせいか、夜に何度か目覚めることがあるのですが、その時間は大体2時、4時、6時ぐらいの間隔が多く、6時台に目覚めたときに起きるのがベストで、それ以上も寝ることは可能なのですが、それ以上寝てしまうと「寝すぎ」になってしまいます。
寝すぎるのが何が悪いかというと、次の日の夜の寝付きが悪くなってしまうことです。
私は子供の頃からじっとしているのが苦手で、特に寝付けないと右半身(特に右肘や右膝付近)がイライラして抑えきれなくなってしまうのです。当時、親に連れられお医者さんに相談しましたが、大人になったら治る、と何の慰めにもならない診断を受けてがっかりした記憶があります(大人になっても治ってないし!)。
大人になってから、むずむず脚(ムズムズ足)症候群というのがあると聞きましたが、これに非常に近いと感じました。

睡眠時間とともに変わったのがベットに入る時間です。
会社員時代は帰宅時間が遅いためベットに入るのは2時前後になることがほとんどでしたが、リタイアした今では22時30分にはベットに入り23時30分に眠りについています。
22時30分からベットに入って寝るまでの1時間も何やっているんだ?と思われるかもしれませんが、実はこの時間が私にとって1日の中でもっとも至福の時間なのです。
夜ご飯を食べて食器の後片付けをして風呂に入って歯を磨いて、あとは寝るだけという状況で、聖域であるベットの上でスマホやタブレットでニュース記事やコミックを読むのがこの上なく幸せなのです。
寝る前2時間はスマホを見てはだめだということは重々承知しているのですが、こればっかりはやめられません・・・。
思えば、スマホが普及する以前は未読の小説やコミックを枕元に積んでいたので、媒体が変わっただけでやっている事自体は変わっていないのかもしれません。

◾️まとめ

会社員時代は寝る時間も遅く、睡眠時間も全く足りていませんでしたが、リタイア後は毎日決まった時間にスムーズに寝入ることができ、目覚まし時計で強制的に起こされることなく、自然に目覚められる時間に起きることができるようになりました。
また、それにより頭がすっきりし、頭痛なども減ってきたと感じ、健康面でもメリットがありました。
まさに、自分にとっての理想的な睡眠を手にすることができたと思います。

今後の課題としては睡眠の質を高めることが重要だと考えています。
というのも、数年前にベットを買い替えたのですが、マットレスがイマイチしっくり来ていないのです。夜中に何度も目覚めてしまうのは加齢の他にもマットレスが原因なのではないかと疑っているからです。

これからも理想的な睡眠環境を追い求めていきたいです。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。
機会があればまた何か発信できればと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?