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おがわ
2023年12月20日 23:39
さざなみに洗われ転がるまるい石 蹴飛ばし届くか遠く灯台波打ち際、走り去る大型犬 しっぽの影がゆらゆら揺れる髪をさわる 風が吹いては何度もさわる 意味はなくとも必要だった地平線、コートの裾がなびいて消える 小舟の青、灯台の白つよく吹く潮風に目がしみる 滲んだ目尻はそのままでいい焦がれていた、ファインダー越し橙の陽 輪郭ぼやけて夢うつつ日和さよならと言わないままで手を振った 絡