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心の凝りがとれない人へ

私、初めてIUのラブレターという曲を聴いた時、本当に感動したんです。

メロディー、歌詞、曲の雰囲気全てが優しくて切なくて温かくて完璧だと思いました。

それからたまに聴いていたのですが、最近チョン•スンファンさんという方がIUからその曲をプレゼントされていたのを知りました。

正直彼のラブレターを聴く前は、IUがあれだけ美しく歌い上げたのだから、もう越えられないだろうと思っていました。

よく言いますよね。“その時の自分を殴りたい”って。

聴き始めてまず前奏が、IUのギター演奏と違うんです。

心がじわじわと温かくなる感覚に気付かされました。

そして彼が歌い始めた瞬間、「神曲だ」という声が心の奥から聞こえてきました。

なんだろう…本当に言葉にするのが難しいのですが、淡々と、とでも言うのでしょうか。いや、歌っているというよりは話しているような感じと言う方がしっくりきます。だから重くないんです。けれど確実に惹き込まれます。

私は曲の最後の方で「(IUとチョン•スンファンさん)天才じゃん…」と呟きながら本当に涙を流しました。

どうしてこんなに切なく情緒のある曲を現代に生きるIUが書けるのか。
どうしてプレゼントされた曲をここまで自分のものにできるのか。
どうして忘れていた大切な感情を思い出させるような歌詞を書きそしてそのように歌えるのか。

私にとってIUの曲は本当に道標になります。

自分語りをさせてもらうと、最近の私は道の途中で立ち止まっているような感覚がありました。

見えないのになんとなく想像できる未来と、その未来に落胆している自分、そしてその自分に嫌気がさしている私。

またコロナのせいでなんの刺激も得られない毎日も私を苦しめる大きな要因の一つでした。

けれどこの曲を聴いて、久しぶりに心の凝りがほぐれた感じがしてすごく気分が良いです。

夜、少し窓を開けて涼しい風に吹かれながら聴いてみてください。

#iu  #チョン•スンファン #ラブレター #詩 #エッセイ #言葉 #感想 

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