あなたが私の居場所になってくれたこと
どうしていなくなってから気づくのかな
人はいつも
失わないと価値を実感できない
一つ失って一つ得るのが世の理だけど
あなたを失って得るものなんか何もない
何もなくていいから戻ってきてほしい
私の涙が宝石にならなくていいから
星に手が届かなくていいから
月の上に行けなくていいから
あなただけ戻ってきて
一日でいいから
朝はあなたと芝生の上で遊んで
お昼はあなたが好きだったお菓子を食べて
日の当たるところで少し昼寝をして
あなたを見つめて
夜にさようならを告げる
それだけをさせてほしい
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