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日記 2024/4/11(火) 『脳のお休み』蟹の親子(著)


久しぶりに日記を書こうと思った。

2024年4月11日(木) わたしの住んでいるところでは桜の開花はまだ。テレビを見ていると関東の方では桜が満開みたいなので、もう少ししたらこっちの方にも下がってくるんだろうなあとぼんやりと眺めている。
春といっても今年はなんだかぱっとしないなあ。雪があまり降らず暖かい気温が続いたからだろうか。今年も花粉は多いみたいだけど、わたしはまだなんともない。去年の方がひどかった気がする。

息子の新学期が始まって4日目。幼稚園の方は今日で2日目。新しい担任の先生は細かいところまで見てくれそうな先生で、わたしも毎日会うことになるので、いい関係を築けるようにしたい。今日は少し詰まってしまったけど、おかわりもできて(みんなの選ばなそうなアスパラと玉ねぎの炒め物と餃子半分)みんなとご馳走様ができそうだった。

昨日は図書館ボランティアの日。今年からはじめたのでまだ日は浅い。相変わらず本を戻す作業に手こずっている。ひらがな一覧表をメモ用紙に書いて、それを見ながら行っているのだけど、変に焦ってしまって時間がかかってしまう。背中や脇に変な汗がじわっと出てくる感じ。慣れてしまえばなんともないのだが、週一日の短時間なのでまだまだ量をこなさないといけないなあと思う。
ぶつぶつ言いながら本を棚に戻してたら突然話かけられた。「すみません、恋愛系の本でおすすめありませんか?」と。本探しの手伝いをするのはうれしいが「恋愛系」ときた。まず「わたしボランティアなんですけど大丈夫ですか?」と一言伝える。こういう時におすすめがぱっと出てこないのがもどかしい。そして最近は好んで恋愛系を読まなくなったので余計におすすめが浮かんでこない...。その時、ぱっと浮かんできた作家が村山由佳だったんだけど、名前をど忘れしてしまい、半分テンパりながらも、時間を取らせるのはまずいと思って、目の前にあった川上弘美の『森へ行きましょう』と川上未映子の『真夜中の恋人たち』(わたしはまだ読んでない)を進めた。がっつり恋愛系でなくてもいいとのことだったので。たどたとしくあらすじを話すとおもしろそうと興味を持ってくれた。その人は、前はすごく本を読んでいたんだけど、最近はぱたっと読まない時期に入ってしまい、何を読んだらいいかわからなくなってしまったんだそう。厚かましくも、最後にわたしのだいすきな滝口悠生の『死んでいない者』もおすすめしてしまった(笑)
どうだろう?読んでくれるだろうか?どれも名作だしおもしろいものばかりなのだけど、その人にとっておもしろいと思うかはまた別の話なので。どう少しそわそわしながら後ろ姿を見送った。

そこから、ボランティアのみなさんとのイベントの栞作り。ボランティア仲間とはまだ誰とも会ったことがなかった。わたしを含め7人での作業、女性6名+男性1名。みんなさん年配の方で馴染めるか心配だったけど、和やかな雰囲気の中黙々と作業する感じだった。「雑談も交えながら~」と書いてかあったらから、もっとゆるく作業する感じなのかな?と思ってたら、みなさんとても作業に集中されていた。みんなで同じ作業するって久しぶりだったからたのしかったな。一人で黙々と手を動かすより、同じことをしている仲間がいるって思うだけで違うみたいだった。
わたしは息子のお迎えがあるので途中退出したけど、もっと作業していたい雰囲気だった。どんな本を読むのかも聞きたかったなあ。
夜ご飯は、味噌煮込みそうめん、しいたけの天ぷら、くきたちのおひたし、しば漬け。

最近夜はほとんど眠ってしまってる。ほんとは起きていたいけど、寝かしつけてる時の心地よさから抜け出せずにいる。寝室でも読書も年々苦手になってきていて、どうしたらいいものか。とりあえずサイドテーブルには欠かさず本は置いてあるけど。
読み終えた本は、『赤と黒(上)』スタンダール
著)、『この村にとどまる』マルコ・バルツァーノ(著)、『石狩少女』森田たま(著)
どれも良くてどれも濃くて、その余韻に浸っている。そして感想を書くの先延ばしにする悪い癖だ。
今読んでる本は、『浜へ行く』『脳のお休み』蟹の親子(著)、『テヘランでロリータを読む』アーザル・ナフィースィー(著)
そういえば『赤と黒(下)』スタンダール(著)まだ買ってなかったな。


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